2022年11月13日(日)付

工場引き継ぎ新たな形へ 大町 長澤さん(機械加工・79歳)から大西さん(建築板金・41歳)へ

 大町市大町幸町の建築板金業・大西宏幸さん(41)はこのほど、旭町で長年操業し、昨年閉鎖した機械加工工場の作業場を引き継ぎ、個人事業主として新たなスタートを切った。元工場主の長澤武志さん(79)は、40歳近く歳の離れた別業種の職人に愛着ある仕事場が引き継がれたことを喜ぶ。「50年以上工場をやってきて、これでおしまいと思っていた。業種は違うけれど、若い人に再稼働してもらえてうれしい。応援していきたい」と話している。
 「職種は違うが、自分の代で工場が終わることなく、熱意ある若者に引き継いでもらい、新たな風が吹き込まれたことがうれしい」と話す長澤さん。大西さんは「長澤さんとも良いつながりができ、最高のスタートを切ることができてうれしい。これからしっかりと頑張りたい」と話している。
多彩な競技に親しむ 大町 4年ぶりのスポフェス

 大町市教育委員会と市体育協会が主催する「スポフェスおおまち2022」が12日、市運動公園で開かれた。スポーツに親しむきっかけづくりのイベントで、コロナ禍のため4年ぶりの開催となった。市内のさまざまなスポーツ団体が指導し、子どもから大人までが競技を体験しながら体を動かし楽しんだ。
 会場には、グラウンドゴルフやサッカー、弓道など8競技と小さい子どもも楽しめるミニゲーム「プチ縁日」が設けられ、参加者は運動することの楽しさや各競技団体の活動にふれていた。
北林さん MTBアジア王者に 白馬高出身 初の栄冠 パリ五輪へ一歩

 自転車競技の国際大会・アジアマウンテンバイク(MTB)選手権クロスカントリー男子エリートカテゴリーが10月22日に韓国で行われ、白馬村北城新田の北林力さん(22)が優勝し、アジア王者に輝いた。2年後のパリ五輪出場を目標に掲げ「第1歩を踏めた」と初の栄冠を噛み締め「(五輪選考に関わる)来年のアジア大会が大切になる」と先を見据え、気を引き締めた。
 白馬高校出身。在学中はアルペンスキー競技でも活躍した。現在は、五輪4大会などに出場した山本幸平さん(37)が今年設立したチーム「AthleteFarm Specialized」に所属する。村内でMTBのトレーニングを続け、冬季はスキーも取り入れている。
 北林さんは今月11日に山本さんと村役場を訪れ、丸山俊郎村長に優勝を報告した。
パワー全開 オールディーズ SilverBacks 松川でコンサート

 松川村や安曇野市などを拠点に活動するオールディーズバンド「Silver Backs」による「オールディーズコンサート」(軽音楽を楽しむ会主催)が6日、松川村の生涯学習センター「グリーンワークまつかわ」で開かれた。県内外から約50人が来場し、熱いサウンドに酔いしれた。
 従来のレパートリーに新曲を加え、ロックやバラード、ディスコ、ラテンと幅広く選曲。約30曲を2ステージで披露した。ダンススペースと客席を設け、観客は体を揺らしたりステップを踏んだりしながら、思い思いに楽しんだ。
「熱い 甘い 蜜がたくさん」 白馬幼稚園で焼きいも会

 白馬村の信学会白馬幼稚園で8日、焼きいも会が開かれた。園内の畑で園児たちが自ら植えて収穫したサツマイモを使用し、園庭のたき火で焼いた。焼きたてをそろって頬張り「みんなで食べるとおいしい」と笑顔を輝かせていた。
 「熱い熱い」「甘い」「おいしい」「蜜がたくさん」。焼きたてを口にした園児からにぎやかな声が聞こえてきた。サツマイモは紅はるかと金時の2種類を使用。焼いている間に、職員によるサツマイモ収穫の寸劇や、じゃんけん手遊び「やきいもグーチーパー」を楽しんだ。
小学生サッカー 白熱の試合 大町RC杯 32チーム大会 13日まで

 「第39回大町ロータリークラブ杯ジュニアサッカー大会」が12日と13日、大町市運動公園サッカー場などで開かれている。大北地域や中信地区など県内から、小学生の32チーム・選手500人余りが参加。果敢にボールを追いかけ、チームの結束力を発揮して優勝を目指した。
 12日は、RC会員による清掃奉仕活動も行われ、会場周辺の落ち葉やごみ拾いで競技環境を整えた。
トップページ 11月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2022 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.