2022年11月22日(火)付

震災経験や記憶引き継ぐ 神城断層地震きょうで8年 白馬ガイド養成し実践も

 平成26年11月22日に発生し、白馬村、小谷村、大町市などに甚大な被害を及ぼした神城断層地震から、きょうで8年を迎える。震災の経験や記憶を住民自ら引き継いでいこうと、昨年始まった白馬村公民館と信州大学が実施する「震災アーカイブサポーターズ養成講座」は2年目。ガイドとしての活動も本格化している。「8年も経つと忘れてしまう」「震災を知らない子どももいる」との声も聞こえてくる中、災害を風化させないため、記録を活用した取り組みが進む。
リンゴ「ふじ」選果始まる JA大北 平年並み量大玉傾向

 大町市平のJA大北りんご選果場で、リンゴのメイン品種となるふじなど晩生種の選果作業が始まっている。今年は、例年よりも気候が温かい影響などで成熟が遅く、収穫時期は例年と比べて1週間ほど遅め。収穫量は平年並みを見込み、大玉のリンゴが多いという。作業は来月中旬まで続き、北陸や中京圏の市場に出荷される。
姫川砂防流域守り80年 県事務所開設記念 白馬でシンポ体験会も

 白馬村と小谷村を管轄する県姫川砂防事務所の開設80周年記念シンポジウムが20日、白馬北小学校で開かれた。地域住民や関係者など約120人が来場。「姫川流域における過去の災害を振り返り、未来に向けて私たちが後世に継承すべきこと」をテーマに、講演会やパネルディスカッションを行い、次世代を担う子どもたちにどのような防災教育が必要になるのかを考えた。
キノコ狩り焼きいも体験 小谷 親子自然遊び楽しむ 

 母親と未就園児の居場所づくりなどに取り組む小谷村の「お散歩会」と村子育て支援センターは14日、合同企画の催しを石坂森林探検村で開催した。キノコ採りやたき火でつくる焼きいもなど、自然の中で楽しむ遊びを満喫した。
初手作りおにぎり配布 松川村社協 貧困世帯や高齢者支援

 松川村社会福祉協議会は12日、フードドライブ事業の一環として「おにぎり配布会」を開いた。貧困世帯や支援を必要としている住民に、手作りのおにぎりを届けた。
文化・歴史感じ池田堪能 北ア展望ウォーク実行委 ガイドの案内で秋の散策

 北アルプス展望ウォーク実行委員会は12日、「ぐるっと池田街中散策」を秋の深まる池田町で開いた。県内から子連れを含む約20人が参加し、町ガイドマスター会の案内で、約3`の道のりを歩いた。
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