2022年11月24日(木)付

シーズン到来へ安全祈願 白馬村内5スキー場 インバウンド回復も期待

 スキーシーズンを前に、白馬村観光局と村索道事業者協議会は23日、村内スキー場の合同安全祈願祭を白馬ジャンプ競技場で開いた。今季は2シーズンぶりに白馬さのさかが営業し、5スキー場(岩岳・八方・47・五竜・さのさか)の運営と利用客の安全を祈願。スキー場や観光関係者ら約60人が出席、1日も早い営業開始を願い「雪乞い」も行った。
 今季は新型コロナウイルスに関わる海外からの入国制限が緩和されたことで、白馬を訪れるインバウンド需要回復も期待される。

 新型コロナウイルスの影響などで昨シーズンの営業を見合わせた白馬さのさかスキー場は、運営会社が替わり2期ぶりに営業する。オープン予定は12月16日(積雪状況により変更あり)。第2クワッドと第6ペアリフトの2基を稼働する。
新穀奉納 実りに感謝 大町 仁科神明宮で新嘗祭

 大町市社宮本の国宝・仁科神明宮で23日、収穫に感謝する行事・新嘗祭が行われた。新穀や浦安の舞を奉納し、豊かな実りに感謝をささげた。
 神事では、神前に今年収穫された新米の稲穂やもち、野菜などをささげ、感謝を示した。浦安の舞では、地元の小学生が巫女姿で舞い、大役を果たした。
町政発展への尽力に感謝 池田町 功績・技能功労7人表彰

 池田町は23日、町功績者表彰と技能功労者褒賞の式典を町役場で開いた。町政の発展や技能・産業に尽くした功労者の功績をたたえた。
 功績者表彰は保健衛生功労と消防功労の2人、技能功労では建築板金工、製菓技術師、調理師、美容師、電気技能士の5人が受賞し、一人一人に賞状が手渡された。甕聖章町長は「町政の発展のためご尽力いただいたご努力と普段のご労苦は町民のかがみ。その後功績に敬意と感謝を表する」とたたえた。
小中学生 スキー活躍誓う 小谷 ジュニアクラブが結団式

 小谷村の小谷ジュニアスキークラブは17日、今シーズンの結団式を村役場で開いた。今季はアルペン・クロスカントリー・ジャンプ合わせて小中学生29人が所属。統一した黄緑色のウエアに身を包み、保護者や支援者らの前でシーズンに向け自身の成長や大会での活躍を誓った。
 小学生、中学生それぞれに掲げた目標を胸に、選手たちはウエアを受け取り袖を通した。選手を代表し、小谷中学校3年生の松澤慶門さんは「このユニフォーム(ウエア)に恥じないように、皆さんの期待に応えられるように一生懸命頑張ります」と決意を語った。
高齢者の動作 疑似体験 池田 高瀬中2年生が人権学習

 池田町の高瀬中学校の2年2組は16日、人権学習の一環で、高齢者疑似体験を行った。町社会福祉協議会の協力で、高齢者や障がい者の日常生活動作を擬似的に体験した。
 車いすの使い方を学び、ペアになって緩やかなスロープを下りたり、段差を乗り越える体験をした。
 生徒たちは、苦戦しながら車いすを扱い、体を動かした。
18歳前に「模擬選挙」体験 大町岳陽高 県選管 2年生に出前授業

 大町市の大町岳陽高校で22日、県選挙管理委員会が2年生を対象に「選挙出前授業」を開いた。来年から投票権を持つことになる2年生約200人が受講。選挙制度について学ぶとともに、模擬選挙で本物の投票箱に1票を投じ、選挙の大切さについて理解を深めた。
 模擬選挙では、「未来の長野県知事選挙」に3人が立候補したという想定のもと、生徒が広報や政見放送を見ながら自分の支持する候補を決めた。受け付けで「入場券」を受け取った生徒たちは、記載台で候補記入し、次々と投票していた。開票作業も生徒の手で行われた。
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