2022年12月18日(日)付

ゲレンデに待望のにぎわい 大町爺ガ岳スキー場オープン 今季入り込み期待

 大町市の爺ガ岳スキー場が17日、今シーズンの営業を開始した。例年と比べて1週間ほど早いオープンとなり、待ちわびたスキーヤーやスノーボーダーでにぎわった。コロナ禍の影響で低迷していた海外からの観光客も復活し、昨シーズンを上回る入り込みを期待している。
 初日は人工降雪機を稼働し、スキー場下部のエコーゲレンデをオープン。家族連れがなだらかなファミリーゲレンデで、ゆっくりと滑りを楽しんでいた。アジアからの団体客の姿もあった。
インスタ活用で集客PRへ 小谷 栂池高原観光協が講習会

 小谷村の栂池高原観光協会(栗田浩史会長)は13日、写真共有アプリ「インスタグラム(インスタ)」講習会を栂池高原観光センターで開催した。アプリを活用した宣伝で集客につなげようと企画し、協会員など約25人が参加。写真を投稿する上でのこつや人の目に留まるような魅力の発信方法を学んだ。
 SNSを活用して誰もが宣伝活動ができる社会の中、施設の宣伝やPRにインスタを活用しようと初めて開催した。
シニア大OBそば打ち交流 大町 35期クラブと松川メンバー

 県シニア大学大北学部35期生OBでつくる「35期ソバ打ちクラブ」は12日、大町市平公民館で、大北地区賛助会松川グループのメンバーと初のそば打ち交流会を開いた。地域のそば打ち仲間が一堂に集い、互いの腕前を披露しながら交流を深めた。
 クラブから7人、松川から3人の計10人が参加。互いに自己紹介が行われ、さっそくそれぞれが新そば粉を使った二八そばを打った。いずれの参加者もそば打ちの経験は豊富で、手慣れた様子で工程を進めていった。新型コロナウイルス感染防止のため試食はできなかったが、そばを打ちながら互いの活動についても話を弾ませていた。
雪崩のメカニズム理解 白馬 講演会に関係者130人

 白馬村のウイング21で12日、講演会「雪崩から身を守るために」(白馬村、小谷村、白馬村観光局、雪崩事故防止研究会共催)が開かれた。白馬村内では3回目の開催で、バックカントリーツアーのガイドやスキー場関係者など約130人が参加。地域の特性や科学的な知見を踏まえた講演を聞き、雪崩事故防止に見識を深めた。
 同研究会の専門家らが、雪崩のメカニズムや救助方法などを研究結果を踏まえ講演。白馬エリアでは南雪が多い時ほど雪崩の危険性あるなど、地域特性についても話した。
育てた黒豆 しょうゆ豆に 白馬北小 児童が集大成の瓶詰め

 白馬村の白馬北小学校(松下設吉校長)で13日、6年生約50人がしょうゆ豆作りを体験した。児童たちは5年生から2年間にわたり黒豆栽培に取り組んできており、今回はその集大成となった。
 出来上がった瓶詰めには、児童らがあらかじめ手書きで準備したオリジナルラベルが貼り付けられた。「白馬のうまめ」「神うまいぞ!しょうゆ豆」など、個性あふれるネーミングに彩られたオリジナルしょうゆ豆が次々と机にならんだ。
Xマスリース作りで癒やし 大町 くろよんで「介護者リフレッシュ」

 大町市地域包括支援センターは16日、同市平の「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」で「介護者リフレッシュの会」を開いた。常盤で花束やアレンジメントのオーダーメイド専門店「TOKIWA FLOWERS」を営む奥原ゆかりさんを講師に、クリスマスリース作りを体験。日々の介護から少しの間だけ離れ、参加者同士で交流を深めた。
 奥原さんは中央にキャンドルを置く、卓上用のリースのアレンジメントの作り方を指導した。花材はヒムロスギの針葉樹や色鮮やかなバラなどの生花で、長く楽しめるのが特徴という。
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