2023年1月10日(火)付

地域の安全守る決意新た 大町 消防出初式 団員表彰も

 大町市の消防出初式が8日、市文化会館駐車場などで開かれた。コロナ禍のため、例年のようなパレードを中止し出席対象も縮小して実施。市消防団(平出誠二団長)の団員約150人が参加し、牛越徹市長や丸山政文大町警察署長などによる観閲式や、長年消防団活動に従事している団員の表彰などが行われた。一年の無災害を願い、安心安全な地域づくりへの決意を新たにした。
大北の球児 新年必勝祈願 大町白馬リトル、大町リトルシニア

 大北地域の小中学生が所属する硬式野球チーム「大町白馬リトルリーグ」(竹田定治郎監督)と大町市の中学硬式野球チーム「大町リトルシニア」(宮田一馬監督)は8日、年初めの必勝祈願を大町俵町の若一王子神社で行った。
 選手たちは、本殿で玉串奉てんなどの神事で、今年年間を健康で勝利の多い年になるように誓った。新年の初練習にも臨んだ。
縁起のおせち 園児喜ぶ しろうま保育園 給食で提供

 子どもたちに正月をの季節行事を体感してもらおうと、白馬村のしろうま保育園で6日、給食におせち料理が振る舞われた。園児150人が、健康長寿や厄よけなどの思いが込められた料理を食べながら、健やかな一年を願った。
 園児は保育士から「エビは腰が曲がるまで長生きできるように」「黒豆はまめに暮らせるように」などそれぞれに込められた由来を聞き、じっくりと味わった。「どれから食べようかな。おうちでも食べた。(おせち料理は)全部好き」「おいしい」と話していた。
各界90人 経済の繁栄願う 池田町商工会 3年ぶり賀詞交歓会

 池田町商工会(矢ア昭和会長)は7日、新年賀詞交歓会を町交流センターかえでで開いた。コロナ禍のため3年ぶりの開催となった。商工事業者や行政・議会など町内各界から約90人が出席し、新年の門出に経済の繁栄を願った。
 安曇野市の穂高神社を拠点に雅楽や神楽で活動する信濃雅楽会が「胡蝶の舞」を披露し、会場はみやびな時間に包まれた。高瀬中学校2年生による、町の活性化を目指す意見発表も行われた。
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