2023年1月12日(木)付

雪の校庭 スキーで滑走 大町南小 体育でクロカン体験

 大町市の大町南小学校は10日と11日、体育の授業でクロスカントリースキーの体験を行った。4年生が厳しい寒さにも負けず、雪が降り積もった校庭で、走り滑るクロスカントリースキーの魅力と楽しさを体感した。
 児童は教諭からスキーの履き方、ストックの正しい持ち方を教わり、早速雪上歩きや滑りに挑戦した。終盤にはスキー板を滑らせてスケーティングまでできるようになり、雪原を思い思いに滑走して歓声を上げていた。
地域経済の発展願う 小谷村商工会 3年ぶり賀詞交歓会

 小谷村商工会(今井頌治会長)は11日、本年度の新春賀詞交歓会をサンテインおたりで開いた。新型コロナウイルスやウクライナ情勢による原材料の高騰など全国的に広がる影響に加え、村内では今季の雪不足が懸念される中、村内外の商工事業者や観光関係者、行政関係者など各界の代表者が一堂に会し、「ウィズコロナ」における村の発展と経済活性化を願った。
 コロナの影響で3年ぶりの開催。例年より少ない約50人が出席し時間を短縮した。
白馬でマイナス12・5度 今季最低 姫川沿いに「霧氷」

 冷え込みが強まった11日、白馬村では、晴れて地表の熱が奪われる放射冷却の影響で今季最低のマイナス12・5度を記録した。北城の松川では午前7時すぎ、川から立ち込めた朝もやが朝日に照らされ、幻想的な雰囲気を見せていた。
 神城の姫川沿いでは、大気中の水蒸気が木に付着して白い花を咲かせたように凍結する「霧氷」も見られた。
池田の活性化案を研究 高瀬中2年生 賀詞交歓会で発表 27日にも

 池田町の高瀬中学校2年生は、総合的な学習の時間でまちの活性化案を研究している。町内の事業者や団体などとも協力し、町を元気にするアイデアを形にしようと取り組んでいる。27日午後2時から午後4時まで、保護者や一般向けの総合発表会を町交流センターかえでで開く。
 7日には、町商工会の新春賀詞交歓会で発表した。寸劇を交えたグループ発表や、開発した商品を来場者に見せて感想を聞く、出席できなかったグループは動画での活動紹介などを行った。会場の商工関係者や行政、議員などからの関心を集めていた。
村一番巨大やぐら≠ナ三九郎 松川 ちひろ公園で伝統行事

 松川村の安曇野ちひろ公園で9日、伝統行事の三九郎とまゆ玉作りが行われた。村内外から約150人が参加。60年ほど前に、村の子どもたちが作っていたやぐらを再現した、高さ約7bの村一番の巨大やぐらが、住民らが持ち寄ったしめ飾りやだるまなどとともに勢いよく燃やされ、立ち上る炎に一年の無病息災を願った。
緊急通報 正しく利用を 110番の日 大町署 手作り看板で啓発

 大町署は「110番の日」(1月10日)に合わせ、緊急通報の正しい利用を呼び掛ける看板を庁舎入り口の塀に掲げている。コロナ禍の影響で実施できなくなった啓発活動に代わり、署員が手作りの大きな看板を設置、イルミネーションで飾った。
 看板は縦90a、横360aの板に「ためらわず正しく使う110番」の標語を描き、夜間でも目立つよう文字に沿って電飾で彩った。横にはイルミネーションのパトカーと署のマスコット「てっけん署長」を飾り、緊急性がない相談などは専用ダイヤル「♯9110」に電話するよう呼び掛けている。
トップページ 1月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2023 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.