2023年1月13日(金)付

SL再生し観光資源に 白馬高3年・松井遥暉さん キャンプ場で村が所有 保存へ調査 仲間募る

 白馬村内に設置されている蒸気機関車(SL)を修理し、新たな観光資源として活用できないかと、白馬高校国際観光科3年生の松井遥暉さん(18)が奮闘している。「貴重な資源があるのにもったいない」とプロジェクトを立ち上げ、これまでに調査や清掃作業を実施。今後は仲間を募りつつ、持続可能な取り組みとして継続していく考えだ。
 SLは松川沿いの白馬アルプスオートキャンプ場にある「C56150」という車両で、小海線などを走っていた。旧国鉄から村が借用し、現在は村が所有。
 松井さんは昨年の夏休み中にキャンプ場のSLを見つけ、元々鉄道が好きだったこともあり存続へ向けて立ち上がった。
冬の運動・交流脳も活性 大町市「くらし支えあい友の会」 「ゆ〜ぷる」で健康体操

 大町市平の「ゆ〜ぷる木崎湖」大広間で、「健康体操&レクリエーション」が開かれている。市北部を中心とした「くらし支えあい友の会」が主催。池田町在住の日本スポーツ協会認定スポーツリーダー・胡桃沢喜美子さんが講師を務め、冬の運動不足解消と交流の場にしている。
 胡桃沢さんは「途中で分からなくなってうまくできない方が脳が活性化する」と指導するなど、楽しいトークで笑いを誘いながら会を進めた。参加者らは会話を弾ませながら気持ちよく体を伸ばして、リフレッシュするひと時を過ごしていた。
しぼりたて新酒「黒菱」発売 白馬八方尾根観光協プロジェクト6年目 試飲会外国人にも好評

 白馬村産の酒米で造る日本酒「白馬八方黒菱純米吟醸おりがらみ無濾過生原酒」が12日、村内の酒販店などで販売を開始した。同日は八方の土産物店「マウント」で試飲と販売促進会を実施。スキー場を訪れた観光客らがしぼりたての新酒を味わった。
 八方尾根観光協会が取り組む「日本酒造りプロジェクト」でできた日本酒で、今年で6年目。試飲には外国人旅行者も訪れ「ジャパニーズサケおいしい」と喜んだ。すぐに酒を買う人も大勢いた。
30秒で地元PRCM大賞=@松川・優秀賞、池田・アイデア賞

 県内市町村が30秒のコマーシャル映像で地元の魅力をPRするABN長野朝日放送の第22回「ふるさとCM大賞NAGANO」で、松川村が昨年に続いて2年連続の優秀賞の長野県町村会会長賞、池田町が審査員特別賞のアイデア賞に輝いた。
 松川村は「さぁご一緒に!まつかわダンス」と題し、インターネットで発注したオリジナルの歌と踊りを新たに制作。池田町は「池田町30秒クッキング!」と題し、料理番組をパロディーにした。
 本年度は50市町村から66作品が寄せられ、両町村は大賞ノミネートの18作品に。このほど放映された最終審査会で決定した。受賞作は年間のCM放送が予定されている。
おんべ 燃え盛る炎に歓声 大町 八坂野平でどんど焼き

 大町市八坂野平地区の田んぼで9日、野平自治振興会(内山文義会長)によるどんど焼きが行われた。集まった子どもたちや住民らが、勢いよく燃え盛る炎に一年の無事を祈った。
 地域住民や子どもたちが見守る中でおんべに点火されると一気に燃え上がり、子どもたちの歓声が響いた。火が収まるとマシュマロを焼いたりして交流を深めた。
雪道の運転 「急」はダメ 大町市 移住者対象に路上講習会

 大町市は11日、首都圏などからの移住者を対象にした路上運転講習会「信濃大町雪国デビュタント(初心者)」を開いた。雪道に不慣れなドライバーに安全運転のこつを知ってもらい、雪国生活の不安の解消につなげるイベントだ。
 東京都や愛知県などからの移住者5人が参加し、同市平の大町自動車教習所で指導員から「速度を抑えて、車間を空ける」「(あせらないよう)時間に余裕をもって行動」など雪道の運転マナーを学習。急ハンドルや急ブレーキなど「急」がつく運転を避けながら、教習車で鹿島槍スキー場までをドライブした。
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