2023年1月21日(土)付

期待胸に「大町中」見学 初の入学生へ学校説明会

 大町市内中学校の再編に伴う「大町中学校」の開校を今春に控え、校地の仁科台中学校で19日、入学する小学6年生と保護者を対象にした学校説明会が開かれた。旧市内小学4校から新校最初の入学生となる約160人が参加し、改修工事を終えた校舎を見学しながら、中学校生活への期待に胸を膨らませた。
 説明会では荒井今朝一教育長が「皆で力を合わせて素晴らしい学校にしてほしい」と呼び掛け、中学生活の心構えを説いた。6年生は仁科台中と第一中の教職員の案内で校舎内をまわり、新たに設置された多目的教室「学習センター」などを見学した。
児童の自由な作品並ぶ 29日まで 大町図書館で「小学校展」

 大町市内の小学校と義務教育学校の児童が作った作品展示が20日、大町図書館で始まった。1階の玄関ギャラリースペースに、児童の伸びやかな作品が並び、来館客らの目を楽しませている。
 各校が授業などで取り組んできた学習の成果を発表する場として、大勢の人が利用する公共の図書館で開き2年目となる。クラスで取り組んだ大きな絵画や、書写、木工作、独創的なクラフト作品、表現力豊かな絵画などがそろい、子どもたちの自由な感性が垣間見える展示となっている。
利用好調1カ月で5000人 白馬村ナイトデマンドタクシー 半数以上が外国人旅行者

 白馬村が実証実験として今冬に運行している「ナイトデマンドタクシー」の利用が順調に推移している。昨年12月19日から運行し、1カ月が経過した1月20日までに約5000人が利用。半数以上がインバウンド(訪日外国人旅行)客で、マイカーを利用しない客層の二次交通としての需要が顕著だ。運行は2月末まで。
 村は当初、2月末までの72日間で約5150人の利用を予測していたが、大きく上回るペースで推移。1日の最多利用は1月19日の220人だった。オーストラリアに加え、シンガポールやアメリカ、マレーシア、タイ、台湾などからの観光客の利用があり、日本人観光客や村民の利用もあった。
「北アの麓」横浜でPR 俳優・永島敏行さんが代表「青空市場」 大北へ移住相談や木工展示

 大北地域にもゆかりのある俳優・永島敏行さんが代表を務める「一般社団法人青空市場」による、北アルプス地域への移住定住イベントが11日から15日まで、横浜市の横浜ランドマークタワーで行われた。大北5市町村による移住定住の相談会や北アルプス森林組合による木工の展示などを通じて、地域の魅力をPRした。
 イベントは「北アルプスの麓で暮らそう」と題し、各市町村は定住促進の担当職員が移住希望者の相談に応じたり、観光パンフレットを配布したりして、都市部の住民に声がけをした。
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