2023年1月26日(木)付

寒波今季一番の冷え込み 大町・白馬で氷点下11度台 凍結・積雪でスリップ事故多発

 強い冬型の気圧配置による寒波の影響で、大北地域は25日、今季一番の冷え込みとなった。大町市では午前6時11分に氷点下11・8度、白馬村では25日午前5時18分に氷点下11・7度を記録した。凍結や積雪により、列車の運休や車のスリップ事故が相次ぐなど市民生活にも影響が出た。長野地方気象台は、大北地域を含む県北部について、今後1週間程度、降雪や冷え込みが続くとして引き続き警戒を呼び掛けている。
 白馬村と小谷村では24日昼すぎから25日昼ごろまで雪が降り続き、小谷村は60a超、白馬村は約30aの積雪量となった。国道148号の通行止め(岩岳入口交差点〜道の駅小谷付近)は、25日午前6時に解除された。
小学生ジャンプ 地元勢活躍 2月18日まで 白馬で少年スキー大会

 白馬村で21日、第59回白馬少年スキー大会が始まった。21日と22日にジャンプ種目、28日と29日にクロスカントリー種目、2月17日と18日にアルペン種目を村内各会場で行う。村と村教育委員会が主催、村スキークラブが主管、県スキー連盟公認。
 21日は白馬ジャンプ競技場で小学生を対象にジャンプ種目が行われた。地元勢も活躍、1〜4年男子は白馬南小4年の中村琉聖選手が優勝した。
町活性アイデア発表会へ 池田町の高瀬中 名刺交換マナー研修

 池田町の高瀬中学校2年生63人は24日、地域に向けた総合的な学習の発表会に備え、名刺交換のマナーについて学んだ。グロリアタイム株式会社の代表で研修講師の水橋史希子さんが、基本的なマナーを指導した。コミュニティ・スクール活動の一環として実施した。
 「名刺はその人を表している。大事に取り扱ってほしい」といい、持ち方や渡し方、礼の仕方や言葉遣いなどを教えた。
 生徒らは、手本を見てから、ペアになって練習した。準備した自作の名刺を交換し合い、「ありがとうございます」「頂戴いたします」という言葉を交わした。本番を想定して、活発に質問を投げ掛けた。
一流のトロンボーン身近に 松川で「おでかけまつぶん広場」 藤原功次郎さんコンサート

 松本市のキッセイ文化ホール(県松本文化会館)は22日、施設外に出向く芸術文化活動「おでかけまつぶん広場」の一環で、トロンボーン奏者・藤原功次郎さんによるコンサートを松川村すずの音ホールで開いた。近隣住民ら約130人が来場し、一流奏者のステージを楽しんだ。
 藤原さんはミュージカルやクラシックの楽曲の他、耳なじみのある人気ドラマのテーマ曲などを披露した。力強く巧みな演奏に来場者から大きな拍手が起こった。
木彫≠フ魅力 地元作家に学ぶ 大町 公民館で全5回講座始まる

 大町市文化会館(大町公民館)で22日、公民館講座「楽しい木彫講座」が始まった。市民5人が受講し、地元木彫家の千國由美さん=平西原=を講師に、線彫りのレリーフ作りを基本から学んでいる。
 参加者は彫刻刀の持ち方や木目の見方などの基本を学び、初心者でも扱いやすい、柔らかなシナの木を材料に作品を制作。コスモスや麦など思い思いのを絵柄を、お手本から黒く塗った板に写し、線に沿って彫刻刀を動かしていた。
 講座は2月26日までの全5回。完成した作品を文化祭に出展する。
インターネット確定申告学ぶ 大町税務署と有線放送 3年ぶりに講座

 大町税務署と大町市有線放送は25日、「インターネットを使った確定申告書のつくり方講座」を同市大町桜田町の有線放送本部で開いた。コロナ禍で3年ぶりに開催。2月16日の令和4年分確定申告の開始を前に、市民9人が税務署職員から、スマートフォンやパソコンを使って自宅から簡単に申告できるよう、金額の入力や電子申告の方法を学んだ。
 国税庁では、混雑した税務署への来署が不要になったり、24時間いつでも申告書の作成や提出が可能な、スマホやパソコンを通じた「e―Tax(電子申告)」を推進している。
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