2023年2月5日(日)付

芸術祭 9月中旬〜11月初旬 来年第3回計画策定へ 市民参加 取り組み強化

 大町市を舞台にした「北アルプス国際芸術祭」の次回開催に向け、実行委員会は3日、総会を市役所で開き、基本計画策定に向けた素案を示した。開催期間を令和6年9月中旬から11月初旬までの約50日間に設定。コロナ禍で開催した前回第2回の反省を踏まえ、市民参加の取り組みを強化する方針だ。
 具体的な施策として、他地域で開催される芸術祭への見学ツアーや、地元への展示会場の募集、住民ガイドの養成などを令和5年度事業計画に盛り込んだ。組織の拡充に向け、新たな構成メンバーとなる団体・グループを、今年5月から募集する方針も確認した。
 アーティストの選定については今年5月に公募を開始、6月に作家による現地視察を行う。
「池田あめ市」にぎわう 5日まで 3年ぶり 市神様祭り福引も

 池田町の「池田あめ市」(町商工会商業部会主催)が4日と5日、池田二丁目の「シェアスペースにぎわい」を主会場に開かれている。3年ぶりの開催となり、初日から抽選会などの催しに大勢が訪れている。
 「池田あめ市」は商店街でにぎやかに開かれる、市神様を祭る伝統行事。今年は、おみくじ福引大抽選会を実施している。
白馬で「フリーライド」国際大会 FWT6日開幕 スノーピークで展示も

 整備されていない自然の地形をスキー・スノーボードで滑走する「フリーライド」の国際大会「TOYOTIRESFWTQUALIFIER4HAKUBA2023」が6日、白馬村で開幕する。大会に先駆け、4日から10日までスノーピークランドステーション白馬で、FWTの歴史を振り返る展示や、白馬八方尾根スキー場のリフト券を提示すると参加できる抽選会が行われている。
 展示は今回が初の試みで、白馬で開催されてきた大会の歴史や変遷を紹介することで、地域に根差した大会になるように浸透を図る。
無病息災元気に「鬼はそと!」 大北各地 子どもたちが節分行事

▽大町 あすなろ保育園
 大町市常盤のあすなろ保育園で3日、節分行事が行われた。園児が節分の由来を学び、力強い掛け声で豆まきを楽しんだ。
 園児たちは折り紙や紙袋に色塗りしたり、毛糸などを角や髪の毛に見立てて手作りしたお面をかぶってホールに集合。個性的なお面が勢ぞろいし、年少から年長までの園児が、自分たちのお面についてそれぞれに工夫した点を紹介した。
 園庭では保育士が扮した大きな鬼が登場。園児たちは「鬼は外、福は内」と声を掛けながら、元気いっぱいに豆を投げ、協力しながら鬼を撃退した。
映像で地域の情報発信 松川村公民館にモニター設置

 松川村公民館は、映像やオンラインを活用した情報発信やサービスの提供に取り組んでいる。若い世代にも届く新たなやり方で、公民館を開放し、可能性を広げている。
 村の地域おこし協力隊で社会教育課に所属する松本寿治さん(39)の提案で、活用されていなかったモニターを受け付けとロビーに設置した。
 昨年から、コロナ禍前に村が海外販路用に作ったプロモーション動画を掘り起こし、流し始めた。続いて、安曇野ちひろ公園で活動する協力隊によるPR動画や記録動画、村内の子ども育成部の活動報告動画などを同時に発信している。
率先して交通安全啓発 大町 6年生4人 少年団を退団

 旧大町市内の4小学校の児童で組織する「大町地区交通少年団」の退団式が4日、大町署で開かれた。本年度は、各学校や地域のリーダーとして交通安全啓発活動に取り組んできた6年生4人が任期を終え、式には3人が出席。感謝状を受け取り、中学校に進学した後も交通安全の意識を持ち続け、地域の安心安全に努めるようにと気持ちを新たにした。
 少年団団長の丸山隆興・大町地区交通安全協会長は「交通少年団に加入してもらったことは今後の生活で役立つ。ありがとうございました」と伝えた。
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