2023年2月23日(木)付

大正〜昭和ひな人形並ぶ 大町北小 地域ボランティア 展示用に提供

 大町市大町北小学校(宮入勝彦校長)の1階廊下に、大正時代から昭和にかけてのおひなさまがずらりと並んでいる。同校が文科省型コミュニティ・スクールの取り組みの一環で進める「北小カフェ」で話題にのぼり、地域のボランティアらから展示用にと提供された。
 核家族化が進む中、家庭内で伝統行事に親しむきっかけが少ない児童にも「昔のものに触れる体験をしてほし」い」とボランティアらが提案。同校の「ひなまつり月間」に合わせて持ち寄られた。
マンホール8枚 応募120件 大町市 県内外から購入希望 抽選

 大町市が購入希望者を募集していた使用済み下水道マンホールの抽選会が22日、市役所で開かれた。市鳥のライチョウや北アルプス、仁科三湖をデザインしたマンホール8枚に対し、県内外から120件の応募があった。
 市は1〜20日に募集を行い、マンホールの1番から8番までそれぞれの購入希望者を募った。市内から34件、市外から86件の応募があった。うち県外から27件が寄せられ、遠くは京都府や兵庫県の住民もいた。
 牛越徹市長はパソコン上のルーレットで、マンホールの番号ごと購入者を抽選した。
雨のゲレンデ華麗にターン 白馬さのさか ボーダー集うカービング祭

 雨に煙るカービングゲレンデをスノーボーダーが華麗にターン、高速でボードを操りながらゴールすると、仲間やギャラリーから歓声が上がる。白馬村の白馬さのさかスキー場で19日、シーメンテプレゼンツ「HAKUBAカービング祭23」が開かれた。スノーボードのカービング技術を競う大会。
 開催は2回目、県内外から約50人がエントリーした。岸本校長は「前日から練習している選手も多く、あいにくの雨の中ですが、熱い滑りを楽しんでほしい」とエールを送る。
池田町議選 表明11人 定数に 投開票まで2カ月 他にも擁立の動き

 任期満了に伴い、春の統一地方選挙で行われる池田町議会議員選挙(4月18日告示、23日投開票、定数11)は、22日までに11人が立候補を表明し、予定者が定数に達した。投開票まで2カ月に迫る中、12年ぶりの選挙戦となるか注目される。
 これまでに立候補を表明したのは、現職7人、新人4人。地区別では池田3人、会染5人、中鵜3人。男女別では男性7人、女性4人。党派別では無所属9人、日本共産党2人。
 現段階での新人はいずれも現職の後継ではなく、新たな支持層を集めていく。水面下では他にも出馬を目指す動きがあるとみられている。
指導者招きスラックライン体験 大町 八坂中体育授業で

 大町市の八坂中学校(片山ますみ校長)は17日、体育の授業の一環で、ベルト状のラインの上で歩いたりバランスを取るスポーツ「スラックライン」を実施した。全校生徒が市内のクラブチーム「クロスライン」の指導者を講師に、競技に親しみながらバランス感覚や体幹を鍛えた。
 クロスラインのメンバーは生徒に「スラックラインはバランスが大事。頭を動かさないことを心掛けて、背筋を伸ばしてバランスを取ってみて」とアドバイス。生徒は早速ベルトの上を歩いたり、バランスを取ったりする動作を体験した。
「死亡事故ゼロ3000日」顕彰 大北5市町村で最長 池田町が県から

 県交通安全運動推進本部(本部長=阿部守一知事)は22日、交通死亡事故のない期間が3000日を達成したとして、池田町を顕彰した。町役場で伝達が行われた。
 町では平成26年9月以来、8年にわたって死亡事故が発生せず、昨年12月11日、交通死亡事故「ゼロ」3000日を達成、現在も継続している。平成18年の市町村合併以降、大北5市町村では最長となる。
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