2023年4月27日(木)付

やまびこまつり8月開催 参加募集6月1日から 大町 夏の風物詩4年ぶり

 大町市の夏の風物詩「第45回大町やまびこまつり」が8月5日、4年ぶりに市中央通りで開催される。実行委員会は中心市街地のにぎわいを取り戻そうと、コロナ禍前の規模を想定。踊りやストリートイベント、出店の参加を6月1日から募集する。
 実行委は26日、総会を市役所で開いた。県が新型コロナウイルスへの対応方針で定めたイベントの開催制限が、5月8日以降に廃止されることを踏まえ、まつりの開催を決めた。(写真は約2000人の踊り連が参加した、コロナ禍前の41回やまびこまつり)
北ア、青空、こいのぼり 大町 西公園グラウンドに掲揚

 大町市の大町西公園グラウンドに25日、色鮮やかなこいのぼり約100匹がお目見えした。北アルプスを背景に一斉に青空に泳ぐ悠々とした姿を、月遅れの端午の節句を過ぎた6月8日まで見ることができる。
 隣接する大町図書館が、開館20周年記念に市民からの寄贈を募り始まった企画で今年で5年目。春の大型連休やこどもの読書週間に合わせたイベント「こどもの読書週間フェスティバル」の幕開けを告げるディスプレーとして定着してきた。
雪形の魅力 パネルで紹介 大町 宿泊施設と図書館で展示

 大町市の春の訪れを祝うイベント「第22回北アルプス雪形まつり」の一環として26日から5月10日まで、大町温泉郷内の宿泊施設と市立大町図書館でパネル展が開かれている。宿泊客や地域住民が、山肌と残雪が織りなす雪形の魅力にふれている。 展示会場は「黒部観光ホテル」「緑翠亭景水」「立山プリンスホテル」「ホテル夢の湯」「信濃の里ときしらずの宿織花」「くつろぎのゲストルームふる里村工芸館」「市立大町図書館」の7カ所。
 展示会場の一つ、ホテル夢の湯の市川一輝さんは「大町の本格的な観光シーズンが始まりました。黒部ダム観光のお客さまも大勢いらっしゃるので、周囲の山にも興味を向けて頂く機会になれば」と話していた。
防災設備更新で片側通行 小谷の国道148号連休明けから 中土など2トンネルで

 小谷村の国道148号中土トンネルと平倉トンネルで、約30年前の供用開始以降、初めて防災設備の更新工事が行われる。中土トンネル(約1・5`)が5月の連休明けから6月末まで、平倉トンネル(約2・3`)が7月から8月の盆前までの工事を予定。期間中はトンネル内が片側交互通行規制となり、県大町建設事務所は「ご不便をおかけするが、ご協力をお願いしたい」と呼び掛けている。
 中土トンネルは平成5年、平倉トンネルは8年に供用開始。設備老朽化に伴う更新工事で、トンネルで事故や火災が発生した際に使用する押ボタン式通報装置50カ所、警報表示板2面、受配電設備2式などを更新する。
町民の健康や体力づくり 池田「大かえで倶楽部」本年度教室始動

 「いつでもどこでもだれでも」を合言葉にした池田町の総合型地域スポーツクラブ「大かえで倶楽部」が、本年度の活動をスタートした。健康や体力づくり、アンチエイジングなどを目的に、幼児から高齢者まで参加可能な22の教室を用意する。
 3歳までの幼児と保護者を対象にした「かえでキッズひよこ」と、年少から小学校2年生くらいまでを対象にした「かえでキッズファミリー・スポーツ」は、ライフスポーツ財団の助成金を活用し、年会費・参加費無料で実施する。幼少期からの体幹づくりや体力向上などを目的に、発育発達段階に合わせた動きや運動遊びを行う。
 「ひよこ」の初回を19日に開いた。5組の親子が参加し、伸び伸びと体を動かした。
ワクチン 高リスク者に縮小 大町市 新型コロナ5類引き下げで

 新型コロナウイルスが5月8日から季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げられるのに伴い、オミクロン株対応ワクチンの接種対象が絞られる。大町市では高齢者を中心に対象者約8800人に接種券を発送、予約を受け付けている。
 オミクロン株対応ワクチンの接種は、従来のワクチンを少なくとも2回接種した、重症化リスクが高い65歳以上や基礎疾患がある人、医療・福祉関係者が対象。5月22日から医療機関での個別接種や、市立大町総合病院と市中央保健センターでの集団接種が行われる。
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