2023年5月9日(火)付

ソフト7チーム熱戦へ 大町 平早起きリーグ開幕

 大町市の平ソフトボール連盟は7日、本年度早起きソフトボールリーグ戦大会の開幕式を平公民館で開いた。昨シーズンと同じ7チームから約100人が出場し、待ちに待った球春の到来を祝った。
 今シーズンは7月下旬までの大会期間中、総当たり2回戦を展開し、勝率を競う。コロナ禍の影響で中止していたトーナメント戦大会を4年ぶりに開催する予定だ。
里山の自然循環未来へ 小谷中SDGsプロジェクト

 小谷村の資源を循環し未来につなげていこうと、小谷中学校は本年度、全校を挙げて「里山SDGsプロジェクト」に取り組んでいる。休耕田を再利用したコメ作りや、間伐材を活用したキノコ栽培などを計画。里山の自然を守りつなぐため、生徒たちは元気よく作業に精を出している。
 休耕田は学校から山道を歩いて5分ほどの場所にある棚田で、しばらく放置され雑草に覆われていた。2年生が担当し、水路づくりやカヤを焼いた灰を肥料にする作業を行った。
 キノコ栽培は間伐材を活用し、シイタケとナメコの種駒を打ち込んだ。1〜3年生が取り組み、生徒会が中心に面倒を見る。
オーストリア・レッヒで交流 白馬 村長と中学生ら報告会

 白馬村は1日、村と友好協定を結ぶオーストリア・レッヒ村への丸山俊郎村長らの訪問(今年4月)と、同村で行われた中高生のスキー合宿(昨年11月)の報告会を村役場で開いた。それぞれの参加者が出席し、感想や手応えなどを報告。今後の期待や交流の展望などについて話した。
 生徒らは「良い環境で練習ができた」「刺激を受けた」「現地の人に良くしてもらった」など、有意義な合宿になったと話した。
空き家活用DIY体験 池田 移住者や希望者が交流

 池田町への移住者や移住希望者を対象にした「空き家DIYイベント」が4月29日、町内の空き家物件で開かれた。7人が参加し、DIYを体験するとともに、交流を深めた。地域交流の場づくりを目指して、町の地域おこし協力隊・西山友樹さん(36)がリフォーム中の物件を活用して実施した。
 西山さんが、塗装前の養生の重要性について話し、養生や塗装のやり方を説明。養生貼りや、あく止め用シーラーと珪藻土を塗る体験をした。
ばち振る楽しさ知って 松川響岳太鼓 子どもたち魅力体感

 松川村の和太鼓チーム「信濃国松川響岳太鼓」は4月30日、体験会を村内のかぶろ会館で開いた。太鼓の楽しさを伝え、会員増につなげようと企画。太鼓に興味を持った子どもたちが和太鼓の魅力を体感した。
 体験会には、村内や大町市、池田町から1〜9歳の子ども6人が参加。ベテランメンバーの親身な指導を受けながら、メンバー新加入の子どもたちと一緒にばちを振るった。動きや練習の大変さとともに、太鼓のリズムと音の心地よさの一端に触れた。
県大会へ初の女性チーム 北ア広域消防技術 大町署の3人「ほふく救助」で

 消防救助技術を競う北アルプス広域消防本部消防救助技術大会が8日、大町市の同本部で開かれた。管内3署の隊員29人がロープ渡過や引揚救助など4つの競技を通じて、消防救助活動の技術や体力を競った。今年は「ほふく救出」で、北ア広域初の女性チームとして、大町署の伊藤美咲さん(24)、橋有美花さん(24)、松本百加さん(20)が県大会出場を決めた。各種目上位者は来月17日に県消防学校(長野市)で開く県消防救助技術大会に出場する。
 「ほふく救助」は、3人1組で煙道を検索、要救助者を屋外に救出し安全地点まで搬送する競技で、テンポよくロープを結んだり、声掛け確認など連携し県大会出場を決めた。女性のみで構成したチームは県大会でも初めてとみられ、伊藤さんは「訓練通りにいかず、確実さに欠けた部分もある。県大会で減点なし、ベストが尽くせるよう速さも技術も気持ちも高めたい」と決意した。
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