2023年5月11日(木)付

闘病克服超難関ライセンス 大町常盤の太田恵さん スラックライン「心の支え」 県内初全国6人目

 大町市を拠点に活動するスラックラインチーム「CROSSLINE」所属の太田恵さん=同市常盤=(50)がこのほど、一般社団法人・日本スラックライン連盟が実施する公認インストラクター技能検定で、B級ライセンスを取得した。全国でわずか19人しかいない超難関で、女性では長野県内初、全国では6人目の快挙。乳がんの闘病中で、治療を続けながら受験し合格を成し遂げた。
桜の木「大きくなあれ」 白馬南小学校 創立150周年で記念植樹

 今年創立150周年を迎える白馬村の白馬南小学校(吉沢一夫校長、児童数102人)で10日、記念事業の一環として、オオヤマザクラの植樹が行われた。全校児童が学年ごとに桜の木を植樹し「大きくなあれ」と思いを込め土をかぶせた。大人になった時、植えた桜が立派に成長しきれいな花が咲くようにと、児童たちは元気良く作業に精を出した。
東京っ子田植え食♀wぶ JA大北の学習旅行 三鷹の中学生池田で体験

 JA大北の学習教育旅行で大北地域に滞在する東京都立の中高一貫校・三鷹中等教育学校(小林正人統括校長)の中学2年生156人が10日、池田町会染内鎌の田んぼで田植えを体験をした。北アルプスを背に苗を手作業で植え、食を作る農業の大切さと生産者の思いに触れた。
災害時 子の引き渡し確認 松川村 保小中合同で訓練

 松川村教育委員会は9日、村内小中学校と南・北保育園の合同引き渡し訓練を行った。災害発生時などに子どもを保護者が引き取る現実的な流れを学校・園の枠を超えて確認し、非常時に備えた。
「大姥様」に祈願成就願う 大町八坂 神社例大祭で絵馬奉納

 子育ての神様として知られる「大姥様」を祭る、大町市八坂の大姥神社で4月30日、例大祭が開かれた。絵馬奉納の祈願場所となっている、信州金熊温泉・明日香荘で1年間に全国各地の奉納者から預かったたくさんの絵馬をとりまとめ、大姥神社へ奉納。氏子らが参列する中、厳かな神事が行われ、奉納者の祈願成就を願った。
小麦栽培へ「石臼ください」 大町社協 農福連携でピザ作り

 大町市社会福祉協議会障害福祉サービス事業所が農福連携の体験学習を進めている。大町中学校(仁科台中)生徒と共同で使う学校南側の畑で、八房トウガラシなどを育ててきた。今年はパンやピザを作り食体験学習につなげたいと小麦を育てる。6月下旬の収穫に向けて、製粉に使う石臼を探している。
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