2023年5月21日(日)付

プロ棋士と大町で交流 「囲碁村まつり」きょう知事杯・市長杯 

 囲碁のまち¢蜥ャ市に全国から愛好者が集う「第21回アルプス囲碁村まつり」(市・アルプス囲碁村推進協議会主催)が20日と21日の2日間の日程で始まった。初日は大町温泉郷の黒部観光ホテルでプロ棋士から手ほどきを受ける指導碁などが行われ、泊まりがけで参加した県内外の約80人が交流を深めた。
 指導碁では、二十四世本因坊秀芳=石田芳夫九段=をはじめ、大矢浩一九段、青木紳一九段、岡田伸一郎九段、万波佳奈四段ら有名プロ棋士8人が多面打ちで参加者と対局。瞬時の判断で繰り出される一手一手に、対局する参加者は学びを得ていた。
 21日の知事杯・市長杯争奪囲碁大会は大町市総合体育館大アリーナで、約140人が8クラスに分かれて対局する。
親子で苗木植え恵み感謝 松川 村制定「山の日」に植樹祭

 松川村は、独自に制定した「山の日」の20日、記念植樹祭を馬羅尾高原で開いた。新型コロナに伴う行動制限の解除で、4年ぶりに子どもたちも参加した。小学生の親子や村、議会、林業関係者など約80人が参加。山の恵みに感謝し、伐採された村有林にアカマツやコナラなどの苗木600本を植えた。
 子どもたちは親子で穴を掘り、根を土に埋め、記念に自身の名前などを記した木材のプレートをかけた。記念樹として、標柱の周囲に村花のレンゲツツジ20本やヤマモミジ3本も植えた。
空き容器持ちハカリウリ=@北アオーガニックプロジェクト 6月 大町でマルシェ

 「北アルプスオーガニックプロジェクト」(小田美恵代表)は6月11日午前10時から午後2時まで、大町市のサン・アルプス大町で「ハカリウリマルシェ2023in信濃大町〜人と自然を優しさでつなごう〜」を開催する。出店の申し込みは28日まで。
 自宅などから袋や瓶などの空き容器を持ち寄ってもらい古くて新しいハカリウリ′`式で省資源を提案する。信州産のオーガニック・無農薬・減農薬・自然栽培・地産地消・サステイナブル・SDGs(持続可能な開発目標)などに関連する農作物やそれらを使用した加工品、飲食品、クラフト、雑貨などが並ぶマーケットとなる。
「あくしぷる」心も体も柔軟に 松川 協力隊・石川さん交流イベント

 松川村公民館でスポーツ文化活動の推進に携わる地域おこし協力隊の石川若菜さん(38)は16日、新体操の動きを基盤とした運動「あくしぷる」を取り入れた交流イベント「こころもカラダもやわらか〜に♪」を、松川中央公園(リンリンパーク)のあずまやで開いた。親子連れなどが参加し、1対1で対話をしながら交流した。
 いすに座ったまま、呼吸法を取り入れ、1枚の布を使いながら柔軟に体を動かした。子どもたちは、ループやボールなどを使って伸び伸びと動いた。
土中の菌で有機野菜=@田中猛之さん講師 「おたりつぐら」横で畑の相談会

 小谷村宮本の「おたりつぐら」横の畑で毎月第3木曜日、「畑の相談会」が開かれている。土中の菌を利用した「菌ちゃん農法」を取り入れた有機野菜づくりに取り組む田中猛之さんを講師に、化学肥料に頼らない栽培方法を実践している。4月から始まり、初回は「ぼかし」(有機質肥料を微生物で分解し、発酵させてつくる肥料)をつくった。
 今後は畑の手入れ(6月15日)、収穫&手入れ(7月20日)、収穫&野菜活用料理教室(8月17日)を行う。
前向き活動 健康な1年を 大北賛助会が総会 栗林さん招き研修も

 県長寿社会開発センター大北地区賛助会(高田武会長)の令和5年度通常総会が19日、県大町合同庁舎で開かれた。本年度の活動計画を決め、市内で朗読や読み聞かせボランティアに取り組む栗林さとしさんを招いた研修会を実施した。
 高田会長は「前向きな活動でより楽しい活動になる。皆さまと共に健康で実り多き1年にしていきたい」と話した。
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