2023年5月23日(火)付

禍¥謔濶zえ歌声美しく 県少年少女合唱祭 250人4年ぶり大町で

 県内の合唱団が一堂に集まる「第31回長野県少年少女合唱祭」が21日、大町市文化会館で開かれた。コロナ禍による休止を挟み、前回会場として決まっていた大町市で、4年ぶりに開催。県内市町村で活動している8団体から250人余りが出演し、ともにコロナ禍を乗り越えてきた団員の美しい歌声が会場に響き渡った。
 それぞれの団体はおそろいの衣装に身を包んで日頃の練習の成果を披露し、少年少女の伸びやかな歌声をホールに響き渡らせた。会場には4年ぶりの開催を待ちかねた多くの聴衆が足を運び、発表が終わるたびに惜しみない拍手を送っていた。
残雪の北アとアヤメ映え 大町 農具川で ツツジも見頃

 大町市を流れる農具川で、アヤメが見頃を迎えている。大町三日町から神栄町までの河川敷約1・5`に、色鮮やかな紫色の花を咲かせている。晴れた日には残雪の北アルプスに美しく映え、訪れた人の目を楽しませている。
 川沿いにはツツジも植栽されており、今年はアヤメの開花が早いことから、ツツジとアヤメの競演も見ることができる。訪れた人たちは「本当にきれい」と感動しながら、委員会が丹精込めて育ててきた花を写真に収めるなどして、初夏の風情を堪能していた。
人数制限・予約制は継続 北ア北部の山小屋 コロナ対策緩和 集客期待

 北アルプス北部でまもなく登山シーズンが本格的に始まる。3年余り続いた新型コロナウイルス感染症が5類に引き下げられ、山小屋では利用者に求めてきた感染対策をある程度緩和する一方、宿泊定員削減や完全予約制など、山小屋側の対応を継続。今年はコロナ禍前と同等の登山客が見込まれる中、山という特殊な環境下で感染を広げないため、受け入れ体制を整えている。
 白馬岳の白馬山荘や五竜岳の五竜山荘などを運営する白馬館(白馬村)では、昨年まで利用者に対し施設内でのマスク着用や消毒液、インナーシーツなどの持参を求めていたが、今年は個人の判断とし、食堂のパーテーションも撤去した。従業員のマスク着用や、テント場を含めた完全予約制は継続する。
日暮れとともに登山競争 白馬五竜 国内初のナイトレース

 白馬村神城のエイブル白馬五竜スキー場で20日夜、第2回白馬五竜バーティカル(登山競争)レースが行われた。国内初≠ニされる夜間実施の「ナイトレース」に、全国から約80人がエントリー。夜のゲレンデを駆け上がった。
 参加者は額にヘッドランプを装備し、日暮れとともに一斉にスタートを切り、山頂を目指した。斜度36度の急斜面を駆け上がる場面もあるなどハードなコースながら、トップは33分台でゴールまで駆け上がった。
 初のナイトレースという試みで、爆竹でクマよけを行うなど安全運営には万全を期し、無事に大会を完了した。
飲料水ボトル新デザイン 松川村 ちひろの絵で自然PR

 松川村は、村をPRするノベルティ(無料配布物)として提供しているナチュラルミネラルウオーターのペットボトルのデザインを一新した。村とゆかりのある絵本画家・いわさきちひろの絵を取り入れたボトルで、おいしい水に恵まれた自然豊かな村をPRする。
 ラベルには安曇野ちひろ美術館とのコラボで、いわさきちひろの「海辺の小鳥」(1972年)の絵を採用。青い色合いが爽やかな水をイメージさせるデザインとした。
 ミネラルウオーターは平成28年から始めた取り組みで、今回のデザインで4代目。いわさきちひろの絵は前回から採用している。
米作り 収穫まで体験 大町西小 5年生48人が田植え

 大町市の大町西小学校(井口博司校長)5年生48人が18日、学校西側に借りる学校田で田植えを行った。例年5年生が取り組む米作り学習の一環。総合的な学習の時間をあてて、収穫までの農作業を体験する。
 子どもたちはクラスごとに両端に分かれて素足で田に入り、ロープの目印に沿って2〜3本ずつ丁寧に手植えした。1列植えるごとにロープを移動させながら、クラスみんなで協力して作業に取り組んでいた。
 前週に代かきも体験しており、今後は、水田の管理や秋の稲刈り、収穫祭など1年を通した農体験を予定している。
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