2023年6月7日(水)付

大豆の種まき味噌づくり 大町で15日 ケアマネ2人が初企画

 大町市平野口花見地区の畑で15日午前8時から、「昔ながらのやり方で、大豆から味噌を作ってみようの会」が大豆の種をまく。参加者を募って、みんなで大豆を育てながら交流を深める。市内でケアマネージャーとして働く女性有志2人が、仕事で接するお年寄りから聞く味噌づくりに興味を持って企画し、初めての取り組みとしてスタートさせる。
 大豆の種まきに向けて、広く一般からも仲間を募っている。「ただただ『味噌をつくりたい』。同じ気持ちの方とつながれたら。集まった同志の方々と、野菜の採れる時期には豚汁を用意して交流会なども開きたい」と意気込んでいる。
1年の取り組み成果発表 白馬 HISがセレモニー17日

 白馬村北城岩岳の中高一貫校「白馬インターナショナルスクール(HIS)」は17日、次の学年へ進む生徒たちが、1年の学習や活動の成果を発表する「ステップアップセレモニー」を仮校舎で開催する。保護者や地域住民らにHISや生徒の取り組みを知ってもらうとともに、白馬の自然の中で探究し、学び、成長した姿をお披露目する。生徒は「多くの人に来てもらいたい」と呼び掛けている。
 セレモニーは、次の学年へステップアップする生徒たちが、長期休暇を前に1年の成果を発表する場として開催。学校全体で進めている事業や、生徒主導のプロジェクト、クラブ活動など、一人一人が発表する。
東京アート 飲料水工場譲渡 松川村 群馬のハルナグループへ

 松川村で飲料水事業を展開していた東京アート社(三木隆士社長、東京都)のミネラルウォーター事業部・松川工場が、飲料水プロデュース大手のハルナビバレッジ社(青木麻生社長、群馬県)のグループへ事業譲渡され、7月1日から新会社で操業することが、6日までに分かった。同日の村議会全員協議会で平林明人村長が報告した。
 譲渡実行日は6月末で、安曇野市穂高有明のあづみ野工場に設立した新会社・ハルナウォーターで両プラントを運営する。松川工場には47人の従業員が働いているが、雇用はすべて引き継がれる。
古道駆け歴史感じる 糸魚川―大町 地元もてなし 料理に舌鼓

 新潟県糸魚川市から大町市までの古道を走る「塩の道ウルトラオリエンテーリング」(長野県オリエンテーリング協会主催)が3日と4日、開かれた。両県内外から参加した約80人が、かつて日本海と信州を結んだ物流の要衝を巡り、地域の歴史に親しみながらタイムを競った。
 イベントは初日が糸魚川市の海望公園から小谷村の姫川温泉まで約30`、2日目が大町市街地の「塩の道ちょうじや」まで約60`の計90`のコースで開催された。
 参加者は爽やかな初夏の風を浴びながら塩の道を駆け抜け、小谷村の牛方宿や大町市の中綱湖に沈んだ釣鐘伝説の看板などコントロールを訪れるたびに、証拠として写真を撮影。各エイドで地元食材を使った料理のもてなしに舌鼓を打っていた。
色とりどりバラ 駅舎彩る 大町 JR信濃常盤駅で見頃

 大町市のJR信濃常盤駅で、黄色やピンク、白など色とりどりの美しいバラが咲き誇り、利用客らの目を和ませている。
 近隣住民が駅の環境美化にと、挿し木で育てたバラを植栽。今では花の季節になると駅全体を色鮮やかに彩り、花の名所の一つとして知られるようになった。
 訪れた人は「本当にきれい」「癒やされる」と感動しながら見入っていた。
温泉郷 やぶ刈り見通しよく 大町 クマ出没相次ぎ 侵入防止

 クマの目撃が相次いでいる大町市平の大町温泉郷で5日、やぶの草刈りが行われた。見通しを良くすることでクマの侵入や人との鉢合わせなどを防げるといい、市職員や温泉郷観光協会員など約20人が、下草やツタなどが生い茂るやぶを刈り払った。
 参加者は、特に目撃情報が集中している地域を中心に、草刈機を使って見通しを良くした。温泉郷観光協会の遠藤高弘会長は「観光客などが安心して歩ける観光地にしていきたい」と話した。
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