2023年6月17日(土)付

農福連携¥ホ顔で田植え 大町市社協の事業所 木崎湖畔で米作り体験

 大町市平稲尾の木崎湖畔にある「水辺農園」(本郷毅史代表)で今年、市社会福祉協議会障害福祉サービス事業所が農福体験学習に取り組む。将来的に「自分たちの田んぼで米を作る」ことを目標に掲げ、今年は田植えから草取り、稲刈りなど全4回の作業体験を行っていく予定。
 今月初めには、苗をを機械植えした後の補植を、4人の利用者と3人の職員が体験した。同事業所では人手不足の進む農業の現場と福祉事業所が連携する「農福連携」の取り組みを進めている。昨年秋には、主に無農薬で稲作に取り組む水辺農園での手伝いを名乗り出て、初めての稲刈りを体験した。
澤一家のアンサンブル堪能 ウイング21 7月1日 25周年でコンサート

 白馬村のウイング21が開館25周年を迎え、7月1日午後2時から記念コンサートが開かれる。「NAGANO国際音楽祭in白馬」などに出演する澤和樹さん(前東京藝術大学長、バイオリン・ビオラ)、妻の蓼沼恵美子さん(ピアノ)、娘の澤亜樹さん(バイオリン)による「澤ファミリー」が出演。同村と小谷村、大町市でチケットを販売している。
 クラシックの名曲や、童謡など「日本のこころ」を織り交ぜた演奏を届ける。和樹さ白馬ではおなじみの澤和樹さんんは「音楽による『こころ』や『いのり』をテーマにファミリーでの演奏を続けてきた。ようやくコロナ禍が一段落し、再び皆さまと音楽の喜びを分かち合える日を楽しみにしている」と話している。(写真は澤和樹さん)
園児ボール追いかけ笑顔 小谷保 白馬のFCサッカー教室

 小谷村保育園で12日、社会人サッカークラブ「アラグランデFC」(白馬村)による恒例のサッカー教室が開かれた。クラブの稲田良太郎さんらコーチ4人が「ボールとお友達になる」大切さを伝授。園児たちは楽し気な表情を浮かべつつ一生懸命ボールを追いかけ、サッカーの面白さに触れた。
 年長組では、ボールを蹴ったり止めるなど基礎に加え、周りを見ながら動く意識も教わった。
「池田あっぱれ」今年も休止 実行委 来年度40回節目へ準備

 池田町の夏の風物詩として親しまれていたふるさと祭り「池田あっぱれ」で、町などでつくる実行委員会が本年度も休止を決めたことが、16日までに分かった。コロナ禍で休止が続いていたが、4年連続の休止に。節目となる来年度の第40回の実施に向けて準備の年とする。
 8日に町、町商工会、町観光協会でつくる実行委員会で会合を持ち、決定した。町が16日の町議会予算決算特別委員会で報告。甕聖章町長は「来年度に向けて年内から体制を取っていきたい。大勢に関与してもらい、みんなで盛り上げるふるさと祭りにしたい」と述べた。(写真は令和元年の「池田あっぱれ」)
豊富な花・香り 心休まる 大町市常盤ラ・カスタ 市民を無料招待にぎわう

 ヘアケア化粧品を展開する大町市常盤のアルペンローゼは14日、運営する「ラ・カスタナチュラルヒーリングガーデン」で市民限定の無料招待会を開いた。季節の花々など約1000種類の植物が園内を彩り、来場者が色鮮やかな光景と甘い香りを楽しんでいた。
 招待会は同社が住民に感謝を込め、地元企業を知ってもらう機会として開催。コロナ禍の影響で4年ぶりとなった今年は、開園前から家族連れなど多くの来園者が並び、開園30分間で約140人が訪れた。
車リースで森林CO2削減 自動車販売ジョイカルジャパン 北ア・長野森林組合と契約

 自動車販売のジョイカルジャパン(東京都)が、北アルプス森林組合(大町市)・長野森林組合(長野市)と、企業が県内の森林整備を支援する「森林(もり)の里親契約」を結んだ。二酸化炭素(CO2)排出量を森林吸収量で相殺する「カーボンオフセット」の費用を自動車のリース料金に組み込み、両組合に寄付する。
 県庁でこのほど行われた契約締結式では、県の仲介で同社の早川由紀夫社長兼CEOと北ア森林組合の割田俊明組合長らが契約書を交わした。同社のECOT(イーコト)<Aンバサダーとして元プロ体操選手の内村航平さんも出席した。
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