2023年7月4日(火)付

白馬村和田野が大北最高 路線価 上昇率16.7%は全国3番目

 関東信越国税局は3日、土地評価額の基準となる令和5年分(1月1日時点)の路線価を公表した。大町税務署管内(大北地域)の最高路線価は、前年と同じく白馬村北城の村道和田野線で、対前年変動率でプラス16・7%上昇となり、関東信越管内63署で最も高く、全国でも3番目に高い上昇率となった。
 白馬村の和田野線は1平方b当たり2万8000円で、全国では3番目の上昇率。不動産鑑定士によると、数年前から北海道ニセコ等に比べまだ地価の低い白馬に目を付けた外国人投資家が入り、高値の取引もある状況で、地価の上昇が続いている。大町署管内の中でも「特殊な地域」という。
学校越えドッジ交流 白馬 小学生スポーツ祭に40人

 白馬村小学生スポーツ祭(村教育委員会など主催)が2日、ウイング21で開かれた。村内の小学1年生から6年生まで約40人が出場し、ドッジボールを楽しみながら、学校や学年の壁を越えて交流を深めた。
 コロナ禍の影響によるイベント中止や内容の変更を経て、4年ぶりとなるドッジボールでの交流戦。児童が異なる学校や学年で混成チープをつくり、総当たりの熱戦を繰り広げた。1・2年生は別にチームをつくり、ボールを転がすルールで競技を楽しんだ。
園児頬張る 有機米おにぎり 池田・会染保育園 安心安全のおやつ提供

 池田町の認定こども園(池田保育園、会染保育園)では、今年から無農薬有機米を使ったおにぎりの提供が始まった。町内の米農家の協力で、園児たちに安心安全な米を届けている。
 学校給食で無農薬有機米の提供が始まったことを受け、町が後押しした。園で月に数回実施している、給食やおやつにアレルギー食材を使わない「ノーアレルギーの日」に合わせ、2園の全園児161人分の有機米おにぎりを、おやつに提供している。
 このほど実施されたノーアレルギーの日、池田保育園の園児らは、手づかみでおにぎりにかぶりついた。
交通安全啓発に尽力 松川 狩野さん 関東連盟表彰

 長年にわたり交通安全啓発活動を行ってきたとして、元・池田松川交通安全協会松川支部長の狩野和夫さん(73)=松川村緑町=は、交通安全功労者として本年度の関東管区警察局長・関東交通安全協会連合会長の連名表彰を受けた。6月29日、村役場を訪問し、平林明人村長に受賞を報告した。
 狩野さんは平成20年から同支部の役員となり、26年から松川支部長と、同安協副会長を令和2年3月まで6年間務め、交通安全活動に率先して参加。長年の功労が認められ、今年5月19日に埼玉県で行われた表彰式で受賞した。
15種目 活動成果発揮し競う 大町 市民スポーツ祭夏季大会開幕

 大町市、市教育委員会、市スポーツ協会が主催する令和5年度「大町市民スポーツ祭夏季大会」が2日に開幕した。8日、9日までの3日間の期間中に15種目を実施。幅広い世代の約1000人がエントリーし、日頃のスポーツ活動の成果を発揮しながら交流を深めている。
 2日は市運動公園陸上競技場で開会式が行われた。各競技別のプラカードを掲げ、参加者による堂々とした入場行進で開幕した。
三大災害$笆ナへ一丸 大町 労災防止 関係者集い集会

 大町市のサン・アルプス大町で6月29日、「令和5年度三大災害絶滅推進集会」が開かれた。建設業労働災害防止長野県支部大北分会・長野県土木施工管理技士会大北支部主催。関係者70人余りが参加し、職場内における「墜落・転落」「建設機械・クレーン等災害」「倒壊・崩壊」の三大災害の絶滅に向けて、一丸となって取り組む決意を新たにした。
 開会式で郷津順一分会長は「ひとたび発生すると死亡にも直結する労働災害。安全対策が極めて重要となる。今一度職場環境の安全意識の高揚を図り、無災害への活動に積極的に取り組んでいただきたい」と話した。
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