2023年7月18日(火)付

海の日 水遊びで涼=@国営公園大町・松川「夏のアルプス大冒険」 県内外から親子連れにぎわう

 3連休最終日で国民の祝日「海の日」の17日、大北地域の各地も最高気温が30度を超える真夏日となった。国営アルプスあづみの公園大町・松川地区では、川やプールなどの水遊びで涼≠感じようと、県内外から訪れた親子らでにぎわった。
 同公園では、15日から夏恒例イベント「夏のアルプス大冒険」を開催中。快晴となった17日は、園内を流れる乳川で「スプラッシュ・リバー」が行われた。堰堤には、山からの冷たい清流が落ちる滝が現れ、子どもたちが水しぶきを浴びたり、川底の砂や石を集めてダムをつくったりと思い思いに涼んでいた。
愛好者盤上で腕競う 大町 伝統の囲碁・将棋夏季大会

 大町市の大町公民館は16日、北アルプス囲碁・将棋大会の夏季大会をサン・アルプス大町で開いた。市内や中信地区の各地から愛好者が集まり、伝統の大会で腕を競った。
 子どもからベテランの大人まで幅広い層が、それぞれの種目で有段者(A級)と級位者(B級)のブロックに分かれて対局。囲碁A級には11人、B級6人、将棋A級6人、B級6人が競った。
学校生活 生徒の声聞く 白馬高運営協 魅力評価 設備に要望

 白馬村の白馬高校で16日、同校の運営協議会(会長=白戸洋松本大学教授)が開かれた。生徒の代表を招いて意見交換を行い、白馬村・小谷村と保護者・学校の関係者が学校生活を送る生徒から生の声を聞いた。
 2・3年生の6人が出席。学校の魅力を問う質問には、「白馬三山のふもとで、自然の近くで学べる」「生徒数が少なく一人一人を見てもらえる」「国際観光科は全国から人が集まるので、刺激が得られる」など、学校側が特長として取り組んでいることが評価されていた。
 一方で改善点として、特に学校設備について改善を求める意見が多くあった。
「源流探検」河川の役割学ぶ 大町東小4年生 農具川で観察

 大町市の大町東小学校4年生24人が13日、社会科の授業の一環で「源流探検」と題した校外学習を実施した。郷土の歴史に詳しい荒井今朝一さんの案内で、東小周辺を流れる水路の水がどこから来ているのかを探り、河川や湖沼の役割、先人の工夫について学んだ。 東小周辺の水路をスタートし、仁科三湖を源流とする農具川の用水路を巡って水の流れを観察した。
 児童は昔の人の水への思いを知り「迷路みたいにぐるぐる回って水が来ているんだと思った」「高くなっていくのに水が来ているのにびっくりした」と驚き感動していた。
自転車ヘルメット着用を 池田 池工生徒に呼び掛け

 池田町と池田松川交通安全協会、大町署は12日、自転車のヘルメット着用を呼び掛ける啓発活動を池田工業高校の駐輪場で開いた。自転車通学が多い同校で、万が一の事故で被害を抑えるヘルメットを使うように呼び掛けた。
 甕聖章町長ら町職員や協会、警察官など13人が、通学してきた生徒にチラシを手渡し、ヘルメットを着用するように呼び掛けた。
資源考える″テし定着 白馬村五竜 ペンションで「4R市場」

 白馬村神城五竜のペンショオーネランタンリルン・コンクリートの庭で9日、リユース・リデュース・リフューズ・リサイクルをテーマにした「4R市場」が開かれた。今回で5回目となるイベントで、壊れたおもちゃの修理や、洋服の回収・直し、時計修理、レコードや本の回収、廃材を使った小物の販売など、資源を大切にする取り組みを考えるブースが出店した。
 イベントは、資源を大切にして自然を守るとともに「今あるものの扱い方を考える」場にしようと2021年に初開催。5回目となり地域にも定着し、来場者も出店者も増加した。
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