2023年7月20日(木)付

中央通りに舞台や流鏑馬 4年ぶり通常開催 22、23日「若一王子祭り」

 大町市の夏の風物詩、若一王子神社の例祭奉祝祭「若一王子祭り」が22日と23日、行われる。「子供流鏑馬(やぶさめ)」による市中央通りでの奉射や舞台の「曳ひき揃ぞろえ」など、コロナ禍を経て4年ぶりの通常開催となる。子供流鏑馬は県無形民俗文化財に指定され、きらびやかな衣装に身を包んだ10町の射手が馬にまたがり、地域の安寧を願って矢を射る。23日午後2時に仁科町を出発、JR信濃大町駅前といーずら大町特産館前で奉射、3時15分ごろ旧八十二銀行前で「巡行改めの儀」、4時5分ごろから神社境内で神事が行われる。コロナ禍の影響で令和2年と3年は中止、4年は神事のみ行われた。

小谷小4年生土砂災害学ぶ 姫川砂防事務所改修工事完了内覧会で

 小谷村の県姫川砂防事務所(江守護所長)は19日、事務所施設の耐震改修工事完成に併せ、小谷小学校4年生を招いた砂防学習会を開催した。児童は土砂災害の歴史や砂防ダムなどについて学び、施設内を見学。同日は地元関係者を招待した内覧会もあり、記念撮影に参加した。
コロナ乗り越え 歌声響く 大町混声合唱団定期演奏会 多彩なステージ 聴衆を魅了

 大町混声合唱団は16日、大町市文化会館で「第39回定期演奏会」を開いた。コロナの制限が緩和され、苦しい時期を乗り越えた団員たちが、力強く美しいハーモニーを会場いっぱいに響かせた。 混声合唱団は昭和46年に結成。合唱技術の向上や社会教育団体として地域の文化に貢献することを目的に活動している。昭和49年の第1回から定期演奏会を開き、音楽を愛好する住民に親しまれている。
マレット楽しみ親睦 池田で第25回よみうり大会

 中南信地域の新聞販売店でつくる南信読売会(松ア広明会長)は17日、第25回よみうりマレットゴルフ大会を池田町アルプス広場で開いた。県内の愛好者83人が出場し、和気あいあいとプレーを楽しみながら親睦を深めた。

 大会はスポーツを通じた住民の健康づくりを目指す同会の地域貢献事業。参加者が36ホール、パー144のストロークプレーでスコアを競った。開会式では「暑さに負けず冷静に、親睦を深めながら楽しくプレーすることを誓います」と選手宣誓した。
酒蔵開放 見学で魅力発信 大町 「市野屋」夏の蔵開き

 大町市大町上仲町の酒造会社・市野屋(佐伯佳之社長)は16日、「夏の蔵開き」を開いた。慶応元年創業の歴史と伝統をもつ蔵を一般に開放。杜氏(とうじ)が酒造りの現場を案内する酒造見学ツアーなどの催事で、酒蔵の魅力を発信した。 地元農家やクラフト作家などが出店する「北アルプスマルシェ」も開かれ、未発売酒の試飲や子どもも楽しめる縁日などで盛り上がった。
高齢者の能力生かして シニア大大北学部 生涯現役で地域づくり講座

 県シニア大学大北学部は本年度、地域づくりを実践する地元団体を講師に招いた講座を初めて開講している。19日は1年生約40人が大町市創業支援協議会生涯現役環境整備部会に、社会参加を通じた生きがいづくりの重要性を学んだ。大北学部では学生が地元団体の活動に触れることで、社会参加のきっかけづくりにつなげようと講座を企画。特産品づくりに取り組むボランティアや農業団体、囲碁サークルなどさまざまな分野の団体を講師に開講している。
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