2023年8月22日(火)付

元気いっぱい2学期へ 大町 市内3小中校で始業式

 大町市の大町南小学校、美麻小中学校、八坂小中学校で21日から、2学期が始まった。夏休みを満喫した子どもたちは、夏休み中の楽しい思い出を胸に元気いっぱいに登校。校内に久しぶりに元気な声を響かせた。
 大町南小(篠ア元嗣校長、児童242人)では、全校児童が体育館に集まって始業式が行われた。児童代表が2学期の目標を発表。
 始業式終了後は、各教室で早速授業が行われた。児童らは宿題や夏休みの工作、自由研究などを提出し、1年で一番長い学期を元気にスタートさせた。
整備や催し 水路親しむ 大町 越荒沢堰で「土・人・水」

 大町市、市土地改良区、県などでつくる越荒沢堰水系地域用水対策協議会は20日、第23回ふれあいイベント「土・人・水」を同市平猫鼻の同堰沿い親水公園で開いた。地域の親子連れや農業者、行政関係者ら約80人が参加し、草刈り作業や魚つかみで住民と行政の協働で作られた水路に親しんだ。
 参加者は力を合わせて草刈り・草取りを行い、水路周辺の景観を整えた。魚つかみでは、石積みの水路にイワナ150匹を放流。子どもたちははだしで冷たい水の流れを感じながら、泳ぐ魚を追いかけた。
小中学校給食費 半額補助へ 小谷村 アンケート結果踏まえ実施

 小谷村の小中学校給食費について、村は本年度分の半額程度を補助するとし、事業費を計上した一般会計補正予算案を村議会9月定例会に提出する。21日の議会全員協議会で、保護者らに実施した給食費に関するアンケート調査の結果とともに報告した。アンケートでは、無償化と、保護者負担額を「できるだけ減らしてほしい」という回答が合わせて約6割で、保護者の声を踏まえたとした。
 アンケートは174世帯を対象に実施し、約6割から回答があった。「現在の保護者負担(年間小学生5万3900円、中学生6万2370円)はやむを得ない」が33・9%、「負担するができるだけ減らしてほしい」が34・9%、「無償化」が27・5%だった。
大好きな白馬をきれいに 有志40人が村内清掃

 夏の観光シーズンが最盛期を迎えている中、白馬村内の公園や駐車場に捨てられているごみを拾い、きれいな白馬を目指そうと、18日に有志による清掃活動が行われた。約40人が参加し、松川河川敷や八方区の駐車場など5カ所でごみ拾いを実施。「大好きな白馬がいつまでもきれいでいてほしい」と、作業に汗を流した。
 活動には村民や観光客が参加。行政や観光団体、地元事業者も協力した。菓子の袋や空き缶、ペットボトルに加え、松川河川公園ではバーベキューをした網や、村がやらないよう求めているたき火の跡などが放置されており、丁寧に拾った。
後期基本計画策定へ諮問 池田町 総合計画審議会が初会合

 池田町は21日、町総合計画審議会の本年度初会合を町役場で開き、委員の委嘱と令和6年度からの町第6次基本計画後期計画の策定について諮問した。素案の修正やパブリックコメントなどを経て、本年度中に策定する。
 総合計画は「温かい心・豊かな文化・活力ある山号育ち魅力あふれる美しいまち」を基本構想に掲げ、基本目標に対応した6項目に沿って28の施策が記されている。
 甕聖章町長は「5年の間に(財政問題など)状況が変わってきた部分もある。委員の皆さんのご意見を取り入れ、新たな5年をスタートさせたい」と話した。
木彫りに挑戦!文化祭へ 大町公民館木彫講座 千國さん講師に初回

 大町市の大町公民館は17日、本年度の公民館講座「楽しい木彫講座〜木彫りレリーフにチャレンジ」の初回を市文化会館で開いた。市民6人が受講し、絵に沿って板を立体的に彫り込むレリーフづくりに挑戦し、文化祭への出展を目指す。
 同市平西原の千國由美さんが講師を務める。地元の木彫家に習い、文化祭への出展を目指す講座として4年目。これまでの講座では平面的な線彫りを行っていたが、今回は立体的なレリーフを始めて題材とした。
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