2023年9月6日(水)付

渡辺邦斗さん観光大使に 大町市出身の俳優 ふるさとの魅力発信

 大町市は5日、市内出身の俳優・渡辺邦斗さん(39)に信濃大町観光大使を委嘱すると発表した。ドラマや映画などマルチに活躍する渡辺さんの協力で、大町の魅力を発信する。市役所で14日に委嘱式を開く。
 渡辺さんは当時の仁科台中学校を卒業後、カナダのモントリオールへ留学。在学中にオーディション「21世紀の石原裕次郎を探せ」で準グランプリを獲得した。
 観光大使の委嘱は、市内出身のタレント・鉄拳さんや推理作家の新津きよみさんらに続いて14人目となる。市は「幅広い舞台で活躍する渡辺さんに、観光PRをはじめ大町の認知度向上に協力してもらえれば」と期待している。
競技通じふれあい育む 大町社 自由参加の運動会に150人

 大町市の社公民館(内山晃一館長)は3日、恒例の「社地区親睦運動会」を社B&G多目的広場で開いた。「分館対抗でない自由参加型による交流の深まり」を目的に、運動会の在り方を見直し、約15年前に始まったスタイルがすっかり定着。今年も150人以上の住民らが集まり、幅広い世代がともに楽しめる競技を通じてふれあいを育んだ。
 競技ごとに参加者がその場で即席チームを編成する方式で、勝敗を重視するのでなく、参加者全員が楽しく参加できる競技を中心に実施した。
家内安全 五穀豊穣を祈願 小谷・白馬 各神社で秋の例祭

 小谷村と白馬村の各神社で、秋の例祭(例大祭)が開かれている。新型コロナウイルスの影響で大規模な祭りは4年ぶりというところも多く、地域住民らによる奉納行事などが行われている。地域の祭りを絶やさないため、工夫を凝らしながら継続している。
 小谷村の川内神社は2日に栂池高原で4年ぶりの宵祭りを開いた。社会体育館前の特設ステージで子どもたちによる楽隊や浦安の舞を披露し、奉納芸能を実施。
 白馬村でも各地で祭りがあり、堀之内区の城嶺神社も4年ぶりに開催した。(写真は小谷村川内神社宵祭り)
「食べるのがワクワク!」 松川公民館桃太郎教室 豆腐で白玉パフェ作り

 未就園児と保護者を対象にした松川村公民館の家庭教育学級「桃太郎教室」は8月29日、恒例の白玉パフェ作りをすずの音ホールで行った。同教室の元受講生でパティシエの重田綾子さん(41)=松本市=を講師に、体に優しい色とりどりの白玉で、パフェ作りを楽しんだ。
 重田さんは、豆腐を使うことで栄養価が高く扱いやすくなるメリットを伝えた。
 粘土遊びのように、丸めたり型どったりくっつけたりしながら、動物やアニメのキャラクターなど、それぞれが好きな形を作った。
小中生力作 防犯啓発ポスター 大町署と防犯協 コンクール 最優秀4点選出

 大町署と大北防犯協会連合会は5日、本年度防犯ポスターコンクールの審査会を同署で開いた。管内小中学校から、「電話でお金詐欺(特殊詐欺)」の被害防止や違法薬物の禁止、施錠の徹底などを呼び掛ける力作217点が集まり、最優秀作品4点を選出した。 最優秀作品は10月6日に開催される県コンクールに出品される他、優秀作品30点とともに「全国地域安全運動」に合わせて、同署ロビーで10月11〜31日に展示される。
安全願いゆっくり亀さん=@大町 秋の運動へ女性部制作

 「秋の全国交通安全運動」(21〜30日)を前に、大町地区交通安全協会大町支部女性部は4日、啓発用のマスコット作りを大町市役所で行った。会員10人が事故防止への願いを込め、カメをかたどった「ゆっくり亀さん」を一つ一つ手作りした。
 同女性部の北澤愛子部長は「かわいいと言ってもらえるのが、マスコット作りのやりがい。子どもからお年寄りまで誰もが安全に過ごせるよう、身に着けてもらいたい」と話した。
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