2023年10月8日(日)付

体験や交流で福祉の輪 大町 4年ぶり「ふれあい広場」

 福祉や健康、環境の豊かなまちづくりを掲げるイベント「市民ふれあい広場」(実行委員会主催)が7日、大町市文化会館一帯で開かれた。コロナ禍により4年ぶりの開催となり、開始から大勢の市民らが訪れてにぎわい、体験や交流を楽しみながら福祉の意識を向上させた。市内から多数の団体や行政関係機関などが参加し、「食べ物コーナー」「いいもの販売コーナー」「親子でお楽しみコーナー」「展示・体験コーナー」に32ブースを出店した。それぞれの団体は、地域の特産品販売やものづくり体験、パラスポーツ体験といった、多彩で楽しい催しを提供した。
秋空に快音 ゴルフ交流 大町 日向山高原で大糸タイムス杯

 第49回大糸タイムス杯ゴルフ大会(大糸タイムス・大糸タイムス友の会・日向山高原ゴルフコース主催)が7日、大町市平の日向山高原ゴルフコースで行われた。愛読者ら14組53人が参加、好天に恵まれた秋深まる北アルプス山麓でショットの快音を響かせた。
 同コースを貸し切り、前半9ホールのスコアによって順位を決めるハーフコンペで開催した。
サツマイモ掘り 素手で体験 白馬で14日「捨てないで資源活かして村づくり」 食育℃謔闡gみ 地元野菜紹介

 白馬村で食育や循環型の地域づくりなどに取り組む団体「捨てないで資源活かして村づくり」(高橋よう子代表)は14日、食育活動の一環として、サツマイモの収穫体験を村子育て支援ルーム北側のほ場で開催する。保存方法のレクチャーや、茎を使ったキンピラの試食もあり、おいしく余すところなく食べられる地元野菜の魅力を紹介する。
 試食はキンピラと、北アルプス山麓ブランドに認定された「冷たい焼き芋『はくばむすめ』」。大町市美麻のアカマツの経木(薄い木の板)に包んで提供する。
1〜9年生が歌声一つに 大町 八坂小中 全校で音楽会開校後初

 大町市の八坂小中学校そよかぜ校舎で9月30日、4月に小中一貫校が開校してから初めての「音楽会」が開かれた。1年生から9年生までの全校生徒が、練習の成果を保護者や地域住民に披露。「心を一つに奏でよう八坂ハーモニー」のスローガンにふさわしい、美しい合唱や演奏が会場いっぱいに響き渡った。
 小中学校初の取り組みとなる、全校生徒が合唱する楽曲としてオープニングの「はじめようコンサート」と、フィナーレでの「WAになっておどろう」「ふるさと」の3曲が披露された。
測って知る正しい歩行 大町南小 佐久の法人 児童に指導

 佐久市の一般社団法人「RainboW Walking」は、全国の理学療法士と連携し、健康を導き出す正しい歩行ケア事業を展開している。本年度は大町市内の小学校などでも活動を展開。9月末には大町南小学校で、全校児童を対象にした歩き方の計測会が実施された。
 大町南小では、子どもたちが背中と腰に計測器をつけて、いつも通りの歩き方で10bほど歩いた結果を調査した。測定結果は瞬時にパソコンで解析され、その場で自分の歩き方の特徴が分かる。自分の歩き方が見える化≠ウれた児童らは「もっと姿勢を良くしないといけないかな」などと感想を話していた。
遭難者悼み山の安全祈る 白馬 八方 細野諏訪神社で慰霊祭

 北アルプス白馬連峰で亡くなった遭難者の慰霊祭(実行委員会主催)が7日、白馬村北城八方の細野諏訪神社で開かれた。遺族や山岳関係者、地区住民ら約60人が参列し、故人の冥福と山の安全を祈った。
 境内の慰霊碑には、昭和28年から今年3月までに、白馬岳を中心とした白馬連峰で亡くなった447柱が祭られている。慰霊祭はコロナ禍の影響による縮小を経て、4年ぶりの通常開催となった。
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