2023年10月14日(土)付

放課後 ゲートボールで交流 大町東小 地元松崎チームが指導

 大町市の大町東小学校で9月から、「放課後子ども教室」が始まっている。本年度は活動を支援する「東小応援プロジェクトサポーター」で市ゲートボール協会の副会長を務める平林操さんが、ゲートボールを通じた児童との交流を提案し実施が決まった。毎週水曜日に松崎チームのメンバーが来校し、子どもたちにゲートボールを指導。多数の児童が参加して、ゲートボールに親しんでいる。
 メンバーはボールを打つスティックの使い方や、打ち方の基本から教えた。児童らは「意外に難しい」と言いながらも楽しんでいた。 
歌い奏で150周年祝う 白馬北小 記念音楽会と式典

 白馬村の白馬北小学校(宮沢和明校長、児童275人)は13日、創立150周年の記念音楽会と式典を開催した。式典では児童がデザインした記念ロゴマークのキャップアート作品をお披露目。音楽会ではこの日のために一生懸命練習してきた成果を保護者や地域住民に披露し、節目の年を盛大に祝った。
 音楽会の幕開けは全校児童で歌う「翼をください」。特別ゲストとして、在学中にピアノの全国大会に出場し、現在は神戸大学大学院に在学する卒業生の中村右京さんを迎え、中村さんのピアノ伴奏で歌声を響かせた。
 同校は明治7(1874)年に創立。北城村立北城小学校など改称を経て、白馬村発足後の昭和39年に現在の名称になった。
高瀬川の成り立ち興味 池田小3年生 「石」「生き物」専門家に学ぶ

 池田町の池田小学校3年生35人は、総合的な学習な時間に高瀬川について学んでいる。10日、専門家らとともに町内の高瀬川左岸を訪れ、石や生き物、植物などを観察した。
 金沢大学名誉教授で理学博士(地質学専門)の荒井章司さん(74)=松川村緑町=と、高瀬川河川敷の環境整備・保全活動を行う「高瀬川を愛する会」の吉富政宣さん(53)・千代美さん(50)=松川村緑町中区=夫妻が講師を務めた。
 グループごとに水の深さや透明度を確かめたり、魚や昆虫、動物の骨などを発見・観察したり、希少な在来種や有害な外来種の植物を教えてもらうなどして、川への興味を深めていた。
技術・経験を地域貢献へ 池田商工会建設業部会 役場駐車場で白線引き

 池田町商工会建設業部会は7日、町役場駐車場で白線引きのボランティアを行った。建築や設計、電気工事などの事業者と、事務局職員合わせて8人が地元企業を知ってもらおうと、技術と経験を生かした地域貢献活動に汗を流した。
 参加者は消えかけた白線の周囲にマスキングテープを貼り、ローラーを使って手慣れた様子で地面に塗装。新しい駐車スペースやセンターラインを描き、約1500平方bを整備した。
糸魚川大火 復興のまち見学 大北4町村 商工会女性部が研修

 県商工会女性部連合会北安曇支部(松沢浩子支部長)は5日、JR大糸線を活用して本年度の研修会を実施した。池田・松川・白馬・小谷の大北4町村の商工会女性部ら約40人が参加し、新潟県糸魚川市で講演を聞いた他、2016年に発生した糸魚川駅北側の大火の記録を見学。大糸線の利用促進につなげつつ、大火から復興したまちづくりや活性化について学んだ。
 利用客が減少している大糸線を応援しようと企画。大糸線に乗るのは久しぶりという参加者も大勢いた。
「電話でお金詐欺」遭わないで 大町署と大北防犯協連 年金支給日 店舗で啓発

 大町署と大北防犯協会連合会は「全国地域安全運動」期間中の13日、年金支給日に合わせて「電話でお金詐欺(特殊詐欺)」の被害防止を呼び掛ける街頭啓発を大町市常盤のカインズホーム大町店とA・コープファーマーズおおまち店で行った。
 街頭啓発では約20人が参加し、来店者に啓発グッズを配布して「特殊詐欺に気を付けて」「不審な電話があったら警察に相談を」と声掛け。全県で発令中の「交通死亡事故多発警報」(6〜15日)を受け、夜光反射材も配布した。
トップページ 10月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2023 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.