2023年10月31日(火)付

にぎやかにハロウィーン 大町各地 深まる秋に工夫凝らす

▽旧一中磨き本気の怖さ 大町中コミュニティスクール実行委

 3月に閉校した旧第一中学校では28日夜、「ホーンテッド・スクール〜おばけの学校開放日〜」(大町中学校コミュニティスクールの実行委員会主催)が開かれた。開始前から長蛇の列ができ、総勢657人が来場。ハロウィーン仕様に彩られた夜の校舎で、1日限りの体験型イベントを楽しんだ。 校舎を清掃する「地域貢献活動」と、ハロウィーンイベントの2本立てで実施した(写真)。

▽仮装し「トリック・オア・トリート」 大町温泉郷協力店巡る
▽若者企画まちなか彩る 中央通り旧ショーゲツで「TEEEEEN」
AIタクシー今冬も運行 白馬村 料金500円 住民利用も可

 白馬村で昨冬と今夏に実証実験として運行した観光AIデマンドタクシーについて、村地域公共交通会議(会長=吉田久夫副村長)は30日、今冬の運行計画を決めた。これまでは実証運行として利用無料だったが、今冬から1乗車につき1人500円に設定する。12月18日から来年2月末まで毎日午後5時から11時まで運行。主に公共交通機関で来村した外国人観光客や地域住民の利用を見込む。
 AIデマンドタクシーは昨冬に夜間、今夏は昼間に運行。今冬は夜間に8人乗り3台、12人乗り1台で運行し、乗降場所は宿泊施設や商業施設、スキー場、飲食店など29カ所。アプリによる予約で、支払いはアプリ内でのクレジット決済か現金。マイナンバーと連携し、村民は期間中3000円で乗り放題とする。
親子 バームクーヘンに挑戦 小谷 炭焼きの熱利用 CO2削減

 小谷村は22日、宮本の複合拠点施設「おたりつぐら」で「秋のつぐらDAY」を開いた。炭焼きの熱を利用してバームクーヘンを手作りする催しや炭焼き体験を実施。親子などが参加し、竹の棒をくるくると回してバームクーヘンを焼き、おいしく頬張った。
 炭は、竹や剪定枝など未利用材を炭化して土壌改良に活用するなど、二酸化炭素(CO2)の排出削減に取り組む「温室効果ガス削減推進市民ネットワーク」(白馬村)の深澤義則さん(50)らが用意した。
天板張り替え 机新たに 池田高瀬中 地域ボランティアが作業

 池田町の高瀬中学校で21日、コミュニティ・スクール(学校運営協議会)の取り組みとして、ボランティアらによる生徒用勉強机の天板張り替え作業が行われた。
 コーディネーターが登録されたボランティアの中から、建設業経験者など木工作業に慣れた人などに打診。地域ボランティアや用務員ら6人が参加し、各教室の勉強机約30基の天板を張り替えた。ボランティアたちは手慣れた様子で古い天板のねじを外し、新たな天板を取り付けていた。
模型飛行機 滞空時間競う 大町エネ博 少年少女発明クラブが大会

 大町市平の大町エネルギー博物館(上原達宏館長)で活動する、大町少年少女発明クラブは22日、旧大町第一中学校の校庭で第9回模型飛行機大会を開いた。クラブ員やOBら約20人が参加し、手作りの模型飛行機の滞空時間を競い合った。
 模型飛行機は、基礎工作活動でプロペラの仕組みを学びながら自作した。風向きや飛び立つ角度など、スタッフから細かなアドバイスを受けながら、主翼の位置を調整して大会に備えた。
 当日は抜けるような秋空に三段紅葉が映える山並みがくっきりと見える、絶好のフライト日和=B子どもたちはプロペラを回すゴムを巻き、自作の愛機を青空に向けて次々に放った。
DX利用 先進災害対策学ぶ 大町市防火管理者協 サントリー工場で研修会

 大町市防火管理者協議会は27日、視察研修会を常盤西山地区の「サントリー天然水北アルプス信濃の森工場」で開いた。会員事業所から約20人が参加し、DX(デジタルトランスフォーメーション)などを取り入れた先進の災害対策を学んだ。
 参加者は同工場の安全を担う工務部門の技師長・津守研二さんの案内で施設内を見学。地震の揺れや火災の発生を感知し自動で非常扉を開錠、自動ドアを開放するなど、オートメーション化によって従業員や一般見学者の安全を確保する仕組みを学んだ。
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