2023年11月1日(水)付

●体操教室小学生4人全国へ 大町のジム・ネット 北信越大会で好成績

 大町市の「ジム・ネット体操教室」(甘利道子代表)に所属する小学生4人が、4・5日に青森県で開かれる12歳以下の全国大会「全国ブロック選抜U―12体操競技選手権」に出場する。北信越大会を好成績で通過し、喜びを胸に全国での活躍を誓っている。全国大会に進めるクラスは12歳以下のみだったが、北信越大会は15歳以下、18歳以下の部門でも開かれた。
●世界選手権V6快挙 パワーリフティング・マスターズ大会 白馬の沖浦さん(77)けが克服

 パワーリフティング競技のマスターズ大会で活躍する白馬村神城五竜の沖浦克治さん(77)が、10月8日にモンゴルのウランバードルで開かれた世界選手権大会男子クラシック部門に出場し、6度目の優勝を果たした。70歳以上のカテゴリーで総合325`を記録し、2位に約30`差をつけての栄冠。世界大会はコロナ禍などが重なり5年ぶりの出場。5月にスキーで腰にけがを負い、万全ではない中での大会だった。
●身近な話題鋭く質問 高瀬中3年生 模擬議会で町に要望

 池田町の高瀬中学校3年生67人は10月31日、模擬議会を町役場の町議会議場で開いた。甕聖章町長や山ア晃教育長ら理事者や行政担当者に、本物さながらの一般質問を展開。身近な課題について鋭く質問し、行政への要望をぶつけた。生徒は14班に分かれて登壇。電車などの公共交通、学校給食のメニュー、若者定住のための商業施設誘致、カーブミラーなど通学路の安全確保など、それぞれのテーマについて質問した。
●本物≠フ投球見て学ぶ 松川公民館 ソフト ピッチング教室

 松川村公民館は10月21日、講座「ソフトボールことはじめ 握りから始めるピッチング教室―本物のウィンドミル投法を見てみよう―」を村スポーティプラザ横ミニサッカー場で開いた。県ソフトボール協会レディース・エルダー・エルデスト委員長の曽根原葉子さん=池田町=を講師に、本物≠フ投球を見て学んだ。 村ソフトボール連盟に加盟する各地区のナイターソフトボールチームのピッチャーら約20人が参加した。
●稗田山崩れ教訓継承・発信 伝承委員会 防災力強化 小谷村へ提言

 小谷村中小谷で明治に発生した大規模な山崩れを教訓に地域づくりを考える「稗田山崩れ等伝承委員会」は10月30日、提言書を中村義明村長に提出した。災害の歴史を継承し地域の防災力強化につなげようと、“災害文化”の情報発信や観測・監視体制の整備、観光への活用などを盛り込んだ。 提言書では具体的な施策として、崩落現場を見学する場所やアクセス道路の整備、DX(デジタルトランスフォーメーション)技術を取り入れた案内看板設置、防災施設をめぐるツアーの開催、海外からの修学旅行の受け入れなどを提案。情報発信の拠点施設として、道の駅小谷の活用を要望した。
●幻想的「白虹」白馬に出現 10月下旬村内で複数回確認

白馬村で10月31日朝、幻想的な白い虹が現れた。霧が発生している時に太陽光が差して生じる「白虹」や「霧虹」と呼ばれる現象で、村内では10月下旬に複数回確認されている。SNSでも広まり、多くの人が珍しい光景を楽しんでいる。神城の三日市場で「旅館木塵」を営む柏原周平さん(45)は10月に何度か目撃し、写真に収めた。

▽村内で見えた白虹(31日午前8時半、神城三日市場)
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