2023年11月25日(土)付

三湖ビール「青木湖」完成 大町の舘さんら第3弾発売 源流と自然「尊さ」テーマ

 大町市の仁科三湖をモチーフにしたクラフトビール「sanco(三湖)ビール」を企画している有志たちは23日、第3弾となる「青木湖ベルジャントリペル」を発売した。青木湖の源流の清さと自然の神聖さのイメージから「尊さ」をテーマとし、ベルギーの修道院で造られていた伝統的なベルジャンビールを選択。木崎、中綱に続き3湖のシリーズがそろった。
農産物供え豊作に感謝 大町 一本木神社 神事と品評会

 大町市常盤の一本木神社で23日、令和5年度「新穀感謝祭」が開かれた。新穀を神前に供え、本年度の収穫に感謝する神事が行われた。前日には氏子が収穫した農産物(初穂)を奉納する伝統の「農産物品評会」が行われた。品評会は五穀豊穣ほうじょうに感謝し、品評することで生産技術の向上を目指す目的。大正時代、北安曇郡内の神社合議所が初穂組合の設置を推奨していたことに同意し、同神社では大正4年から始まった。戦時中も絶えることなく続けられ、長い歴史を持つ。
地域ぐるみでゼロカーボン 白馬 シンポで意見交換

 白馬村と村内有志らでつくる「地域と暮らしのゼロカーボン勉強会」は23日、環境シンポジウム「ゼロカーボン未来会議」をウイング21で開いた。村民ら約100人が参加し、先進地の関係者を招いたパネルディスカッションや村内学校の事例発表などを通じて、脱炭素社会の実現を考えた。
創作民話集在庫見つかる 解散する松川の「こぶし会」 挿絵提供 当時の小学生に配布

 松川村で長年地域活性化の活動に取り組み、このたび解散を決めた「村おこしこぶし会」が、過去に同会で制作した創作民話集の在庫を見つけた。当時挿絵の版画で協力した子どもたちが親世代になっていることから、そうした人たちの中から希望者に無償配布する。同会が取り組んできた村への思いを、物語を通じ世代を超えて伝わっていくことを願う。
子どもたち育てた野菜堪能 池田 チャレンジ塾で収穫祭

 池田町の小学4年生以上を対象にした新池田学問所「ふるさとチャレンジ塾」(町公民館・町社会福祉協議会主催)は18日、町交流センターかえでで収穫祭を開いた。子どもたちが栽培に関わった野菜を調理し、秋の味覚を堪能した。
週末降雪 スキー場恵みに期待

 冬型の気圧配置が強まり、大北地域は25日明け方まで降雪が予想される。長野地方気象台によると、大北地域の山沿いでは20aほどの積雪を予測。スキー場にとっては恵みの雪となり、週末の営業開始が期待される。
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