2023年12月3日(日)付

縄文時代の出土品県宝に 大町市常盤「山の神遺跡」 土器・石器45点

 大町市常盤の「山の神遺跡」から出土した石器と土器計45点が県宝に指定された。出土品を管理する市文化財センターは指定を契機に住民に地元の歴史に親しんでもらおうと、展示企画や講座を検討している。市内文化財の県宝指定は若一王子神社の観音堂及び宮殿(平成23年指定)に続いて9件目。
鉛筆一本で描く北アルプス 白馬の画家 大塚浩司さん 画集3部作完結で村に寄贈

 白馬村のクラフトショップ「森の生活」オーナーで、画家の大塚浩司さん(63)=北城森上=は11月29日、厳冬期の北アルプスをHBの鉛筆一本で描いた自身の画集『HAKUBAMOUNTAINARTBOOK』を村に贈った。「白馬マウンテンペンシルアート」として手掛けた3部作が完結したことを記念した寄贈で、「白い紙に鉛筆一本。シンプルにモノクロームで仕上げることで北アの美しさが際立つ。白馬PRのために活用してほしい」と気持ちを込めた。
名作絵本に子育て学ぶ 大町 セミナーに親子連れ多数

 大町市の大町児童センターは11月28日、「子育てセミナー」を開いた。子育てに長年関わってきた神谷哲彦さんが「絵本に学ぶ子育て」と題し講演。多数の親子らが参加して、健やかな子育ての基礎となる子どもとの愛着≠ノついて、絵本の名作を例に学んだ。
シニア世代の就労促進を 大町合同企業説明会に30人

 シニア世代の活躍の場と地域環境づくりに取り組む「大町市創業支援協議会生涯現役環境づくり部会」は11月29日、シニア世代向けの「合同企業説明会」をサン・アルプス大町で開いた。観光や福祉、建設、警備など市内12の事業者と、自分の経験を生かせる職場を探すシニア世代との橋渡しを行い、就労促進を図った。
漆芸術 貴重な作品一堂に 穂高 橋節郎記念館で特別展

 安曇野市穂高北穂高の安曇野橋節郎記念美術館は、開館20周年記念特別展を10日まで開いている。安曇野出身の漆芸術家・橋節郎(1914?2007)は、漆の多岐にわたる表現の可能性に留まらず、マルチアーティストとしての表現を追求した。個人や公共のコレクションとして大切に保存されている貴重な作品を一堂に紹介する。
スキー場オープン 初の週末 大北地域 コロナ明けの入込期待

 大北地域では2日、一部スキー場が今シーズンの営業を開始してから初めての週末を迎えた。白馬村の白馬八方尾根スキー場では正午までに約500人が来場。運営会社の白馬観光開発は「好調な滑り出し。まだオープンしたばかりで地元住民ら県内のお客さんが多い。コロナ禍が明け、これからの入り込みに期待したい」としている。
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