2023年12月29日(金)付

スイーツ「地産」「旬産」で 北ア山麓育ちin 首都圏実行委 第3弾募集開始

 北アルプス山麓育ちin首都圏実行委員会は新作スイーツの募集を始めた。食を通じて観光振興を図る「食の王国北アルプス山麓スイーツプロジェクト」の募集第3弾。事業者、一般ともに参加でき、「地産」や「旬産」が盛り込まれた、日常的に食べるような地域の魅力を発信できるスイーツを募り、地域の新たな観光ツールや活性化につなげる。募集期間は来年2月8日まで。
 25日に大町市の県大町合同庁舎で開いた実行委員会の会見で概要が発表された。実行委員長の宮澤敏文県議は「観光客の目的は食を楽しむことでリピーターにもなる。これまでも北アルプス地域をわくわくするような場所にしたいとさまざまな試みをしてきたが、さらに工夫したものを発信したい。一つの店の一つの商品が、また新たな観光の目玉になるようさらに磨きをかけてもらいたい」と話した。
幻想的 夜のゲレンデ満喫 白馬五竜スキー場 村内唯一ナイター営業始まる

 白馬村のエイブル白馬五竜スキー場で、今季のナイター営業が始まっている。滑走距離約1000bの「とおみゲレンデ」で、ほぼ毎日午後6時から9時半まで営業。村内では唯一のナイター営業となっており、多くの来場者が幻想的な夜間のゲレンデを満喫している。
 ナイター営業は、日中の営業終了後に圧雪車でゲレンデ整備を行ってから開始する。4人乗りのリフトを稼働している。
山岳観光人材育成へ 白馬村 住民や関係者が初会合

 山岳環境保全や観光分野における人材の確保を目的に、白馬村で地域住民や山岳・観光関係者らによる若手育成に向けた検討が始まった。事業者の高齢化などを背景に人材不足の問題が浮き彫りになりつつある中、各業界における現状の課題や、求める人材、育成方法などを話し合い、数年計画で具体化させていく。
 22日に八方区の八方文化会館で初回の会合があった。地元区やスキー場関係者、宿泊事業者、観光協会、山案内人組合などから約20人が出席。県議会山岳環境保全議員連盟会長の宮澤敏文県議が発起人となり、関係各所へ呼び掛けた。
ドンキ≠ノ学ぶPOP作り 大町八坂小中特産品販売へ講師招く

 大町市の八坂小中学校後期課程で21日、ドン・キホーテ長野店のPOPライターを講師に招き「POP講座」が開かれた。専門家から商品の価値や情報が正しく伝わるPOPの大切さについて学んだ。
 生徒はこの1年、地域の課題解決に向けた総合的な学習「やさか人間塾」を展開。食や地域の歴史などに着目し、新たな特産品を開発してきた。その中で自分たちが製造した商品を販売する際に、ポップがうまくいかなかったという課題があり、専門家の教えを受けようと同店に打診し、快諾を得て講座が実現した。
年の瀬 各地で仕事納め 大北 清掃など新年迎える準備

 年の瀬も押し迫った28日、大北地域の官公庁や多くの企業が今年の仕事納めを迎えた。大町市役所では、職員がデスクや床など身の回りの清掃やカレンダーを2024年用に張り替えるなど、気持ちよく新年を迎えるために準備した。
 大町市では、働き方改革を進める中、休暇を取りやすいように「仕事納め式」を取りやめ、職員は順次休暇をとった。
火の用心と防犯 呼び掛け 池田町消防団が年末特別警戒

 池田町消防団(片瀬正樹団長)は30日まで、年末の特別警戒を実施している。火災リスクが上がる年の瀬に町民が安心して年を越せるようにと、注意を呼び掛けている。
 町内9カ所の詰所ごとに午後8時から午前0時まで、各分団の団員が当番で待機。時間中に1日3回、消防車等で各地区を回り火の用心と防犯を呼び掛ける。
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