2024年1月16日(火)付

良い雪 楽しむスポットに 大町温泉郷 「夢花火」へかまくら制作

 大町市平の大町温泉郷で15日、来月3日からのイベント「第22回大町温泉郷夢花火と音の祭典」に向けた準備が始まった。大町温泉郷観光協会前に恒例のかまくらを制作し、イベント当日に訪れた観光客や地域住民が写真を撮るなどして楽しめるスポットにする。
 今年は、高さ3bと2bの大小2つのかまくらを制作する。会場には、前日までの積雪約20aに加え、扇沢から約16dの雪が運び込まれた。同協会の会員や市プロモーション委員会など観光関係者約10人が、除雪機や雪かき機などを使ってかまくらの形を整えていった。
仮設排水路の設置完了 白馬土砂災害 発生1カ月 施設避難解消

 白馬村北城みそら野区北西部で発生した土砂災害から16日で1カ月を迎える。避難指示区域内の建物は19棟まで減少し、村内の宿泊施設に避難していた1世帯1人が15日に帰宅、宿泊施設の避難者はゼロになった。県姫川砂防事務所が進めていた仮排水路の設置も完了し、山から住宅地へ流入していた水の問題も解消。周辺の宿泊施設は通常通りの営業を行っており、冬の日常が戻りつつある。
 土砂災害は昨年12月16日明け方に発生。一時は50人以上が避難した。
燃え盛る炎に平和願う 白馬 自粛解除 どんど焼き盛大に

 白馬村の白馬町活性化委員会は13日、小正月の伝統行事「どんど焼き」を村ウイング21周辺の原っぱで開いた。コロナ禍の影響で自粛していた観光客や招待客の参加を再開し、神事や振る舞いなど盛大に今年一年間の平安を願った。
台湾の小学生 日本文化体験 池田・会染小 69人来校 交流図る

 池田町の池田・会染の両小学校で15日、台湾の小学校との交流が行われた。池田小には、台北私立中山国民小学校から41人、会染小には、台北市立博嘉実験国民小学校から28人の訪問団がそれぞれ来校し、交流を図った。
 児童や教員、保護者らが来校し、両校で歓迎セレモニーを行った。会染小では4〜6年生が参加した。
 池田小の6年生は、日本の伝統的な遊びとして、コマ回し、けん玉、折り紙を紹介しながら一緒に遊んだ。会染小の6年生は、同校の伝統的な教育活動である肥後守(簡易折りたたみ式刃物)を使った交流などを行った。
新年への誓い 一筆に込めて 大町 八坂小中で書き初め大会

 大町市の八坂小中学校の前期課程で11日、書き初め大会が行われた。1年生から6年生までの児童が、硬筆や毛筆で一筆一筆に心を込めて文字を書き、新年への誓いや願いを新たにした。
 同市などで書道教室を開いている、地域支援ボランティアの百瀬強さんから書き初めについての心構えを聞き、さっそくそれぞれの学年の課題に取り組んだ。
 百瀬さんや教諭らの指導を受け、筆の正しい持ち方や書く時の姿勢、文字の止めやはらい、配置などに心を配り、渾身の一枚を完成させた。
雪道の運転 移住者学ぶ 大町市定住促進協 大町教習所 講義と実技

 大町市定住促進協働会議は11日、移住者向け雪道運転路上講習会「信濃大町雪国デビュタント」を開いた。雪道に不慣れな移住者が、冬の雪道の運転技術について座学と実践で学び、本格化する冬場の運転に備えた。
 同市平の大町自動車教習所で行われた講義では、向山哲弘指導員が雪道を制するキーワード2≠フ重要性について説明。「車間距離、制動時間、出発時間は通常の2倍に、走行速度は2分の1で」と強調。「逆に急なアクセル、急ブレーキ、急ハンドルの9≠ノは気をつけて」と呼び掛けた。
トップページ 1月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2024 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.