2024年2月23日(金)付

集落課題に外部視点を 大町市美麻青具北澤建治さん 「地域おこし協力隊」導入提案

 大町市美麻青具の北澤建治さんは、地区や集落に「地域おこし協力隊」(隊員)の導入を提案する。都市部を中心とした地域外の人材を積極的に受け入れ、その人の持つノウハウを生かし地域課題の解決につなげる国の制度で、近く実施主体の市に導入を要望する考えだ。「集落の存続を含め今後のまちづくりには外部の新たな視点が必要」と強調する。
大町ダム使用権国に譲渡 3ダム再編事業受け 高瀬水道企業団は解散へ

 大雨に備え、高瀬川の高瀬・七倉・大町の3ダムで調整できる水量を増やす国土交通省の「大町ダム等再編事業」で、下流の大町市・池田町・松川村でつくる高瀬広域水道企業団は22日、水道水源として確保している大町ダムの使用権を国に有償で譲渡する方針を示した。大町市議会全員協議会で報告した。
伝統レースに全国スキーヤー 白馬八方リーゼンスラローム大会 歴史振り返るパーティーも

 白馬村の白馬八方尾根スキー場で21日、第78回白馬八方尾根リーゼンスラローム大会(村、実行委員会主催)が開かれた。伝統の“草レース”に全国から中学生から80歳以上までがエントリー。自己記録更新や完走などそれぞれの目標に向かってゴールを目指した。今年は21日夜にスキーヤーズパーティーがあり、大会参加者同士で親睦を深めた。大会2日目の22日はリフトのトラブルで中止した。
被災者支援で無料相談 県弁護士会と白馬村が協定

 県弁護士会と白馬村は20日、災害発生時における被災者支援のための相談業務に関する協定を締結した。大規模な災害が村内で発生した際に弁護士会が被災者向けに無償で相談会を実施するもので、被災者の生活の早期安定を図る。
小澤征爾さん逝去悼む 合唱の種まいてくれたOMFなど指導 松川の中村雅夫さん 

 今月6日に亡くなった世界的指揮者・小澤征爾さんの訃報を受け、大北地域の音楽関係者にも悲しみが広がっている。小澤さんが総監督を務めてきた「セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)」や、その前身「サイトウ・キネン・フェスティバル松本(SKF)」において、小澤さんのもとで合唱指導を行ってきた、県合唱連盟理事長の中村雅夫さん(64)=松川村=は「長野県に大きな合唱の種≠まいてくれた人。今さまざまなところでその種が大きく育っている。もっともっと長生きしてほしかった」と、偉大な音楽家の死を悼んでいる。
5つのテーマで町£イ査池田高瀬中 参観日合わせ学習発表

 池田町の高瀬中学校の1年生64人は16日、総合的な学習の成果を、参観日に合わせて発表した。町の自然、文化・歴史・人、産業、食べ物づくり、物づくりの5つのテーマの中で、18グループが発表した。
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