2024年3月9日(土)付

コップに感謝の火ともす 大町西小3年2組能登募金の住民へ 11日「キャンドルナイト」

 大町市の大町西小学校(井口博司校長)東門の丸花壇で11日午後6時半から7時まで、「キャンドルナイトイベント」が行われる。3年2組の23人が、2月2日に市役所で行った能登半島地震募金のお礼を地域の人に届けたいと企画した。児童たちの感謝や被災地への応援メッセージが込められた、心温まるイベントとなる。
 全校児童258人にも協力を募り、1年間世話になった学校ボランティアほか、地域の人たちへの感謝も届ける。4日はクラス全員で分担して他学年の教室に出向き、キャンドルをともすためのプラスチックコップにメッセージの記入を依頼した。
名大と連携 脱炭素推進 白馬村独自 CO2回収実証事業

 ゼロカーボン(温室効果ガス排出量実質ゼロ)実現に向け、白馬村は新年度、名古屋大学と連携協定を結び、村を拠点とした独自の脱炭素実証事業に取り組む。簡易的なプラント設備を設け、装置を使って回収した二酸化炭素からメタンガスを生成し、エネルギーとして村内で使用する。二酸化炭素の燃料化を村内で完結させ、先進的な取り組みとして進める。
 村は2022年、名大発のベンチャー企業「SyncMOF(シンクモフ)」(名古屋市)から大気中の二酸化炭素を吸着・回収する素材「MOF(モフ)」を、昨年にはMOFを活用した二酸化炭素回収装置の寄贈を受け、連携協定はそこから発展した。締結は4月上旬を予定する。
スノボトップ選手滑走 ハクバ47 カウデイ・スロープ決勝

 スノーボード・スロープスタイルのアジアカップ「カウデイ・スロープ」(実行委員会主催、白馬村観光局後援)の決勝が2月28日、ハクバ47ウィンタースポーツパークで開かれた。国内トップ選手が出場し、女子は北京オリンピック銅メダリストの村瀬心椛選手、男子は宮村結斗選手が優勝を飾った。
 大会は、日本のスノーボードシーンを盛り上げるコンテストとして毎年開催している。
 決勝は前日の予選を通過した男子10人、女子6人が出場。会場にはモニターも設けられ、大勢の来場者が現地で観戦し、大会は盛り上がった。
子どもの登下校 安全に 安協松川支部 グッズ贈呈

 池田松川交通安全協会松川支部は、子どもたちの交通安全を願い、松川村の松川小学校と認定こども園に交通安全啓蒙グッズを贈呈した。5日、吉田和範支部長が来校、来園し、交通安全のルールを記した冊子などを届けた。
 小学校には、入学する児童用に、80人分の冊子や反射材と透明窓付きの傘を届けた。吉田支部長が「少しでも安全に登下校できれば」と、北條泰瑞校長にグッズを手渡した。
 園には、在園児と入園する園児用に、交通安全のルールやマナーを記した塗り絵と冊子、色鉛筆を270人分届けた。
米作りへ「種もみ」配布 JA大北 水稲育苗講習会も

 春の農作業が本格化する3月に入り、JA大北の各営農センターでは、本年度の水稲の種もみの配布が始まっている。2日と3日は管内のトップを切って大町市常盤のJA南部営農センターで配布が行われた。事前に予約注文をした常盤地区と松川地区の米生産者が軽トラックの長い車列をつくり、次々に積み込んだ。
 配布に合わせ、水稲育苗講習会も開かれた。育苗ハウスの温度管理や田植え後の水管理など熱心に聞き入っていた。
「腸腰筋」伸ばし腰痛予防 大町常盤公民館 トレーナー指導で体操

 大町市の常盤公民館は2月26日から3月18日までの毎週月曜日、「腰痛予防改善エクササイズ」を開いている。多数の市民が参加して、腰痛予防に特化した運動を体験しながら健康な体づくりを目指している。 講師は健康づくりトレーナーの太田陽子さん。太田さんは「腸腰筋」と呼ばれる腰から太ももにかけての筋肉が硬くなることが、腰痛をひきおこす大きな原因となることを説明。改善に役立つストレッチやエクササイズを指導した。
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