2024年3月30日(土)付

市長にアイデア堂々と 大町中2年中村悠矢さん「地域活性僕の願い」

 大町市の大町中学校2年生・中村悠矢さんが28日、市役所で牛越徹市長や市関係者に、自分が考えた大町市を活性化するためのアイデアを直接プレゼンテーションする報告会を行った。大町の特産である日本酒に着目したブランド力向上や、スマホ講座による情報格差解消について独自のアイデアを堂々と発表した。
 中村さんは、特定非営利活動法人キッズウィルが日本財団の助成で市内に設置した「こども第三の居場所」の活動で、昨年12月、全国の拠点に在籍する子どもたちによる「地域活性・未来へ続くプレゼンテーション大会」に参加。子どもならではの視点で、拠点のゆるキャラ≠ニそれぞれの地域の魅力を伝え、地域活性のヒントとなる提案を行った。
「小谷漬」農福連携で振興 村新年度 山菜加工場設備を更新

 小谷村は新年度、村の特産品「小谷漬」などを製造する山菜加工場の設備更新工事を実施する。老朽化に伴う製造能力の低下を解消するとともに、更新を契機に小谷漬の認知度向上や売り上げ増加を図る事業を展開。集落営農組織と協力した原材料の村内生産拡大や、農福連携による栽培・収穫などを進めつつ、小谷漬を利用した商品開発、販売促進に取り組む。
 村は設備更新に関わる事業費として約4000万円を新年度一般会計予算に計上している。
大回転でタイム競う シーズンの締めくくり 五竜でスキージュニアカップ

 白馬村のエイブル白馬スキー場で29日、小学生のスキー大会「第51回ゴールドウィンジュニアカップ」が開かれた。県内外の学校やスキーチームなどから出場した約170人がアルペン大回転でタイムを競い、シーズンの最後を締めくくった。
 大会は学年男女別の12部門でレースを繰り広げた。次代を担う選手の育成につなげようと、平昌五輪出場の石井智也さんや、ワールドカップ選手の加藤聖五さんらが前走で参加し、子どもたちと触れ合った。
村役場もキャッシュレス 松川で4月から 窓口でペイペイ決済可能

 松川村は4月1日から、村役場窓口での支払いにPayPay(ペイペイ)によるキャッシュレス決済の導入を正式に開始する。現金以外の決済手段が使え、スムーズな手続きができるなど住民の利便性が高まり、事務負担の軽減にもつながりそうだ。
 村での現金以外の決済導入は初めてとなる。普及率が高いこと、初期導入費用や手数料が安価なことからPayPayを選択した。ポイントはつかず、領収書は発行できない。従来通りの現金決済もそのまま可能で、不便はない。
観光名所 現地で学ぶ 池田 ガイドマスター会が研修

 池田町の町民有志でつくる観光ボランティア「池田町ガイドマスター会」は20日、町内の観光史跡を巡る現地研修会を開いた。まちなかの名所を訪ね、歴史や文化などそれぞれの特徴について現地で再確認した。
 新入会員も含め、会員約10人が参加。浄念寺、池田八幡神社、旧信濃池田鉄道跡、豊町観音、古久庄蔵などを訪ね、詳しい会員から場所の特徴や歴史、ガイドのポイントなどを学んだ。
米作り体験 版画で表現 大町市水土里ネット 「子ども絵画展」6人表彰

 大町市の水土里ネットおおまち地域用水対策協議会(会長=牛越徹大町市長)は28日、協議会が主催する「第21回ふるさとの子ども絵画展」の表彰式を市役所で開いた。大町西・大町東の両小学校からの応募作品59点の中から選ばれた入賞者6人を表彰し、牛越市長から表彰状が手渡された。
 いずれも学校の米作り体験をモチーフにした版画作品で、彫刻刀で丁寧に彫り上げ、白と黒だけで稲刈りの風景を細部まで生き生きと表現した。
 表彰式で牛越市長は「自分で米作りを体験して稲の成長を感じたと思う。本当に立派な作品を作ってくれた」とそれぞでの作品を高く評価した。
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