2024年４月13日付

2024年４月13日(土)付

地域のパン食べ比べ　池田の渡邊さん大町で14日「ブレッドマーケット」

　大町市のサン・アルプス大町中会議室で14日、「アルプスブレッドマーケット」が開かれる。昨年の初回開催で人気だったイベントの第2弾。大町市、松川村、白馬村の大北地域の他、安曇野市、松本市のパン屋など計10店舗が一堂に会し、地域のおいしいパンに出会うことができる。
　大町市内でシェアハウスの運営経験もあるなど市に縁のある渡邊健太郎さん（39）＝池田町池田吾妻町＝が、これまでの活動の中で培った経験や人脈を生かして出店者を募った。渡邊さんは「桜も咲く良い時期になった。パンを買って味を食べ比べながら行楽を楽しんでもらえれば」と話している。

塩の道祭り白馬で5年ぶり　5月3日小谷 4日白馬で開催

　信州と越後を結び、塩や海産物を運ぶために利用されてきた千国街道を歩く「第45回塩の道祭り」は、小谷村で5月3日、白馬村で4日に開催される(写真は2019年)。白馬村は昨年までウオーキングイベントを独自開催しており、塩の道祭りとしての実施は5年ぶり。古道を歩き歴史に触れるとともに、景色や地元の温かな振る舞いを楽しむ。いずれも参加無料、申し込み不要。
　2日は新潟県糸魚川市で「塩の道起点まつり」を開催。大町市観光協会では5日にウオーキングイベントを開く。

鵜山の桜並木まもなく満開　池田の名所ソメイヨシノ60本

　池田町の桜の名所として知られる同町中鵜鵜山の桜並木がまもなく満開を迎える。12日は最近の陽気で4～5分咲き程度に開いた花が青空に映え、早くも見学者の姿も。今週末から来週いっぱいにかけて見頃のピークとなりそうだ。
　鵜山神社の境内には地元の鵜山桜並木保存会が整備してきた約60本のソメイヨシノが並び、咲いた花が残雪の北アルプスと鮮やかなコントラストを見せている。

気持ち新た3種目に40人松川スポーツ少年団開始式

　松川村スポーツ少年団（本部長＝須沢和彦村長）は8日、本年度の活動開始式をすずの音ホールで開いた。村内の各少年スポーツクラブに参加する子どもたちが、年度の初めに気持ちを新たにした。本年度はリトルシニアが活動停止し、前年度より1減の剣道、サッカー、バレーボールの3種目で、年度当初は約40人が活動。今後新入団員を迎え、練習を重ね大会に臨む。
　式では講師陣の紹介や来賓からの激励が行われた。

新社会人マナー学び一歩　大町市内企業の就職者激励会

　本年度の大町市内企業新規就職者激励会（市、大町商工会議所など主催）が12日、サン・アルプス大町で開かれた。新社会人となった18事業所の38人が、これからの社会人生活に向けて激励を受けた。セミナーを通じて立ち振る舞いやマナーなどを学び、社会人としての一歩を踏み出した。
　新しいスーツや会社の制服姿の参加者は、緊張した表情で式典に臨んだ。　式典後は、さくらコミュニケーションズ代表取締役の古川智子さんによるセミナーも開かれた。「企業人としての自覚と心得～戦力として活躍・貢献するために」と題して行われ、参加者同士のコミュニケーションも深めていた。

大北に桜の便り週末見頃　大町常盤「須沼の一本桜」開花

　桜前線北上中―。桜の便りが大北地域にも届き始めている。連日の暖かな陽気に誘われ、大町市常盤の田園地帯で存在感を放つ「須沼の一本桜」も咲き始めた。今週末から来週にかけて見頃を迎えそうだ。
　須沼の一本桜は樹齢70年以上のエドヒガンザクラで、春の農作業の開始を告げる「種まき桜」ともいわれている。残雪の北アルプスを背景に、のどかな田園風景の中に一本立つ桜で、写真愛好家などが多く足を運んでいる。

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