2024年4月14日(日)付

スキー場で地酒に舌鼓 白馬五竜 有志企画の「酒まつり」

 白馬村の白馬五竜エスカルプラザで13日、日本酒を楽しむ「白馬酒まつり」が開かれた。観光客や地元住民に地元の酒を楽しんでもらいたいと有志が企画し、日本酒の有料試飲販売を実施。国内外の来場者でにぎわい、スキー場で味わう地酒に舌鼓を打っていた。
 15種類以上の日本酒が並んだ。酒蔵で大町市の薄井商店と市野屋、安曇野市のEH酒造が出店。事業者として村内の白馬農場と日本酒処安曇野、新潟県糸魚川市の「わいわいマーケット」が店を出し、中信地域や新潟県の日本酒を提供した。
地域活性へ11団体プレゼン 大町 まちづくり補助金 公開審査会

 大町市の本年度「ひとが輝くまちづくり事業補助金」の公開審査会が13日、市文化会館で開かれた。地域の活性化や課題解決などに補助金を活用したい11団体がプレゼンテーションした。市民から選ばれた8人が審査し、補助額を決定した。
 審査は公益性や協働性、発展性などを鑑みて実施。海川明文審査員長は「自分たちの活動を広く地域に広げ、活性化につなげていきたいという思いや熱意が伝わった。各団体が活躍することを期待する」と講評を述べた。
コロナ禍前 目指し観光誘客 大町プロモ委 芸術祭や関電バス60周年も

 大町市プロモーション委員会は12日、総会を市役所で開いた。本年度は、コロナ禍前の観光入り込み数を目指し、立山黒部アルペンルート関電トンネルのバス開通60周年や「北アルプス国際芸術祭2024」などを通じて誘客につなげる。
 バス開通60周年関連事業は、8月1日の関電トロリーバスの「トロバースデー」イベントに加え、今年最後の営業となるTKK(立山黒部貫光)トロリーバスと、クラウドファンディングで残された最後の1台の「関電トンネルトロリーバス」との特別コラボ企画を10月に開催予定。関係機関と広域的な連携を図りながら、SNSでの情報発信など誘客に取り組む。
事故ゼロ 児童に呼び掛け 安協大町支部 西小で交通安全啓発

 大町市の交通安全協会大町支部(伊藤弘支部長)は10日、大町西小学校(井口博司校長・全校児童250人)の昇降口付近で交通事故防止の啓発活動を行った。朝の登校時刻に合わせて実施し、低学年棟・高学年棟の昇降口に分かれて10人ほどが立った。児童らに交通安全を呼び掛けた。 
 10日は「交通事故死者ゼロを目指す日」でもあった。参加者は早朝の校内に立ち、登校してくる児童たちを笑顔で出迎え、交通安全や事故防止のスローガンを記載したチラシとポケットティッシュ、ストラップの反射材、花の種などが入った啓発グッズを配布した。
子どもをイキイキ撮るには 大町市美麻小中 職員研修 写真家に学ぶ

 大町市美麻小中学校(中原敏校長)で5日、職員研修「イキイキとした子どもの写真の撮り方」が開かれた。学級通信などに使う写真や集合写真を撮影する際の参考にしてほしいと初めて開催し、教職員20人ほどが参加した。
 フォトグラファーの本村コータローさん(60)を招いて実施した。
 「子どもの目線で撮影する」「話しかけながら撮る」などのテクニックをはじめ、モノクロで印刷されることの多い学級通信の仕上がりを意識した写真の編集のこつや、近年タブレットパソコンで撮影することも増えた授業での子どもたちへの指導方法、アプリなど身近な編集ソフトを使った色調調整の方法なども指導した。
花色の山肌「桜仙峡」見頃 池田陸郷 14日まで「春のイベント」

 池田町陸郷の山桜の名所「桜仙峡」で13日と14日、地元の人たちによる陸郷登波離橋愛護会(藤松守会長)の「春のイベント」が開かれている。目の前に山桜を望む豊盛公民館を会場に、コーヒーや五平餅、クラフトなどの出店を用意、堀江達郎さんと門下生による和太鼓演奏も行われ、来場者を迎えている。
 「桜仙峡」の山肌を花色に彩るヤマザクラは3000本を数えるとされる。13日は晴天と花の見頃に恵まれ、県内外から多くの観光客やカメラマンが訪れた。
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