2024年5月15日(水)付

園児 公道歩きルール学ぶ 大町幼稚園で交通安全教室

 大町市大町神栄町の大町幼稚園(岑村広美園長、園児49人)で14日、交通安全教室が開かれた。年長児が年下の園児の手をとりながら実際に園周辺の公道を歩き、安心安全のためのルールを学んだ。
 園児たちは、大町署員や市交通指導員、幼稚園教諭に見守られながら約400bを歩いた。横断歩道では「自分の目でしっかりと左右を確認しましょう」との呼び掛けに、「はい」と大きな返事をして、手を上げ落ち着いて渡っていた。
『ルート66』電子書籍で復刻 白馬 大塚さん本紙連載の絶版本

 白馬村でクラフトショップ「森の生活」を営む大塚浩司さん(63)が、約20年前に大糸タイムスで長期連載して出版し、絶版となっていた『ルート66、66のストーリー』がこのほど、インターネットAmazonの電子書籍kindle版で復刻された。大塚さんは「人生こんなこともあるんだなあとうれしく思っている。多くの人に読み継いでほしい」と話している。
 大塚さんは旅行記ではなく、人と出会い、写真を撮り、ともに過ごした現地の人々との交流に視点を置き、ルート66の旅の集大成として書き続けた。2年4カ月の長期にわたった連載は書籍化され、実際にアメリカに移住を決めた人もいるなど好評を博した。その後関連書籍は全てソールドアウトし、長く絶版となっていた。
こいのぼりの下 楽しく競技 小谷村保育園で運動会

 小谷村保育園は8日、「こどもの日」(5月5日)に合わせた「こいのぼり運動会」を開催した。4月と5月の誕生日会と併せて実施し、こいのぼりが掲げられた園庭で楽しく身体を動かした。
 年少から年長児までが紅組と白組に分かれて競技。リレーと、こいのぼりのかご目掛けて投げる玉入れを行い、白熱した戦いを繰り広げた。競技中の園児も応援する園児も元気良く声を出し、大盛り上がりだった。
合同の地域クラブへ移行 池田町と松川村 中学校部活動 段階的に

 池田町の高瀬中学校と松川村の松川中学校の部活動について、両町村関係者は合同の地域クラブ移行を進める方向で検討している。13日夜に町総合体育館で開かれた町スポーツ協会の評議員会で、同協会の佐藤豊会長が検討状況を報告。今後新組織(仮称「池田松川クラブ」)をつくり、可能な部活から合同練習を始める。
 今後は教職員・指導員・保護者の協力を得て、本年度から休日の部活動を段階的に地域に移行。令和9年度から平日・休日ともに地域クラブへの移行を目標とする。
土と触れ合い畑づくり 松川北保育園で夏野菜定植

 松川村の松川北保育園の年長児36人は9日、夏野菜の定植作業を同園の畑で行った。「畑の先生」の手ほどきを受けながら、畑づくりに親しんだ。
 村営農支援センターの企画推進員・栗林浩さんが、「グー・チョキ・パー」の手の形を参考に、苗の植え方を分かりやすく説明した。
 マルチを張って穴を開けた畝に、「虫に食べられないようにする薬」を入れ、一人ひと苗植えていった。素手で土を掘ってからかぶせ、水やりをした。「スイカの匂いがする」「土が温かい」などと、五感で味わいながら土と触れ合い、「できた!」と満足気だった。
地元産の綿「大きく育って」 近藤紡績所大町工場 あすなろ園児が種まき

 大町市常盤の近藤紡績所大町工場は9日、地元のあすなろ保育園の年長園児を招き、綿の種まき交流を行った。園児らは社員の指導を受けながら種を植え、成長を願った。
 園児らは社員から綿がどのように育ち、どのような製品に変わるかを聞いた。「ふわふわの綿が糸になり、みんなの着ているTシャツにもなる」と聞き、「すごい」と驚いていた。その後、ハウスで種まきを体験。指定された場所に3カ所指で穴を開け、丁寧に種をまいた。じょうろで水まきを行い「大きく育ってね」と願いを込めた。
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