2024年7月2日(火)付

白馬和田野上昇率全国1位 路線価 32・1% 3年連続管内最高

 関東信越国税局は1日、土地評価額の基準となる令和6年分(1月1日時点)の路線価を公表した。大町税務署管内の最高路線価は、3年連続で白馬村北城の村道和田野線で、対前年変動率でプラス32・1%と2年ぶりに全国1位の上昇率となった。
 和田野線の路線価は1平方b当たり3万7000円で、前年の2万8000円から9000円の上昇となった。路線価を担当した不動産鑑定士によると、和田野やみそら野、エコーランドなどのリゾート地で、外国人投資家による高値の取引が行われる傾向が続いている。地価は上昇しているが北海道のニセコなどに比べまだ低く、今後もこの傾向が続く見通しだ。
高瀬川ホタルの里に光舞う 大町 常盤の保存会 観賞会 10日まで

 梅雨晴れの蒸し暑い日暮れ後、だんだん暗くなる水路近くの草むらで、ホタルが一つ、二つ、光り始め、やがてユラユラと光の群舞が始まる。
 大町市の高瀬川ホタルの里保存会(北沢学会長)は10日まで、常盤上一の「高瀬川ホタルの里」でホタル観賞会を開いている。
 一帯は同保存会が、高瀬川河川敷の手掘りのホタル水路と周辺を整備する。今年は6月25日にホタルが飛び始め、29日には飛び交う様子が見られた。北沢会長は「まだ数は少ない。最盛期に条件がそろい、観賞用歩道の両側からホタルが飛び、群舞することを期待したい」と話す。
トップダンサー白馬に集う ストリートダンス 4年越しに開催実現

 白馬村ウイング21で6月30日、県内外からストリートダンスのトップダンサーが集う決勝大会「Fancy Freeダンスバトル GRAND FINAL in HAKUBA」が行われた。村内のMHSヒップホップダンススクール(中澤小百合代表)が運営。2度の延期・中止から4年越しとなる、念願の白馬開催が実現。スポーツの聖地白馬からダンスの魅力を発信した。
 MHSのダンサーによるオープニングショーケースで幕を開けた。大会はフリースタイル、ヒップホップそれぞれ一般と18歳以下の計4カテゴリーで、甲信越・北陸・東海から地区予選を勝ち抜いた上位16人と同日の一般予選通過者によるグランドファイナル(決勝戦)が競われ、会場のアリーナはダンス一色に染まった。フリーマーケットやキッラインの村公式アカウントを開設。推進チームを主導する菅さんチンカーのコーナーもあり、応援する家族なども含め1000人規模に迫る来場者が楽しい時間を過ごした。
水路にホタル 光の乱舞 池田花見 7日まで 週末に祭り

 池田町会染花見地区の「ホタル水路」で、ゲンジボタルの乱舞が盛りを迎えている。6月28日から7月7日までの金・土・日曜日は、町観光協会主催の「花見ほたる祭り」として来場者を歓迎。ホタルの光とともに、キッチンカーの出店などを楽しむ人たちでにぎわっていた。
 晴れ間に恵まれた6月29日には、会場に約800人が来場。水路には数百匹のホタルが舞い、来場者はホタルの光を間近で見て初夏の風物詩を楽しんでいた。
800人参加 14種目で熱戦 大町 市民スポーツ祭開幕 7日まで

 大町市、市教育委員会、市スポーツ協会が主催する「令和6年度大町市民スポーツ祭夏季大会」が6月30日に開幕した。30日と7月7日の2日間にわたり約800人の市民が参加し、14種目で熱戦を繰り広げる。
 30日は総合体育館大アリーナで開会式が開かれた。選手たちは各競技別のプラカードを先頭に、横一列に整然と並んだ。参加者を代表し、ソフトボールの部、館ノ内・山下・社団地チームの中島和貴主将が「2番でなく1番にこだわりつつ、試合後の親睦を楽しみに精一杯プレーすることを誓います」と力強い選手宣誓を行った。
12チーム快音 白熱プレー 池田で大北ゲートボール大会

 池田町ゲートボール協会(宮澤文雄会長)は6月30日、第39回「大北地区親睦ゲートボール大会」を同町農村広場グラウンドなどで開いた。大町市や白馬村、池田町から12チームが出場し、梅雨空の下、快音を響かせた。
 3ブロックの総当たりリーグ戦で、勝敗を競った。チーム内で戦術に指示を出し合ったり、「焦らなくていい。リラックス」「自信をもって」「よくやった」などと言葉を掛け合いながら、白熱したプレーを繰り広げた。
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