2024年7月7日(日)付

5年ぶり 宵祭りに開運帖 大町の舞台囃子保存会 若一王子神社例大祭で

 大町市大町俵町の若一王子神社の例大祭が27日と28日に市内で開かれる。大町舞台囃子保存会は、宵祭りでの5年ぶりの開運帖配布に向けて準備を進めている。各町の舞台囃子練習もこれから本格的に始まり、祭りの機運が高まっている。
 開運帖の配布は、20年以上前から実施しているが、コロナ禍の影響で令和元年を最後に休止していた。
 6日は、清め払い式が行われ、参加する7町の保存会会員10人が集まり、配布する開運帖1000部のお清めなどを行った。
 開運帖の配布や押印は27日午後7時半〜8時15分、市中央通り商店街の各舞台で。
プロに学ぶスキンケアとメイク 松川村公民館 夏の紫外線予防に講座

 松川村公民館は6月28日、「暑い夏でも簡単スッキリ お手入れ&メイク講座」をすずの音ホールで開いた。村内在住の草間良子さんらを講師に、夏を乗り切るスキンケアとメイクのやり方を学んだ。
 老化の原因となる紫外線が急増する春から夏が要注意であることや、紫外線防止効果を示すSPFについて説明した。皮膚がん予防のためにも、ケアの必要性を伝えた。2回の講座で35人が参加した。
40回の節目 ハーモニー響く 大町 混声合唱団が定期演奏会

 大町市の大町混声合唱団(江端富男団長)は6月30日、市文化会館で第40回記念の節目となる定期演奏会を開いた。長年培ってきた音楽力を存分に発揮した、力強く美しいハーモニーが聴衆を魅了した。
 長年にわたり同団の音楽監督を務める中村雅夫さんを指揮者に、3部構成で多彩な楽曲を披露した。
 同団は昭和46年に結成。49年の第1回から毎年定期演奏会を開き、40年にわたり音楽を愛好する人々に親しまれている。
マリーゴールド700本見頃 大町 「西山花づくりの会」植栽

 大町市常盤西山の「西山花づくりの会」(山下好隆会長)が、西山八王子神社周辺に植えた700本のマリーゴールドが見頃となっている。色鮮やかなじゅうたんのような景色が住民らの目を楽しませている。
 神社周辺は西山城址やサントリー天然水・北アルプス信濃の森工場に近く、観光客らも大勢訪れる。山下会長は「どれも発色が良く、今年はひときわ美しいので多くの人に楽しんでもらいたい」と話していた。
外国人 七夕の風習楽しむ 大町公民館 「日本語教室」がまつり

 大町市文化会館で3日、大町公民館「外国人のための日本語教室」の夏の恒例イベント「七夕まつり」が開かれた。外国人生徒と家族、教室で学んだ移住者家族、市の関係者やボランティアなど多数が参加。七夕の風習を楽しみながら交流を深めた。
 参加者の顔ぶれはオーストラリアやネパール、フィリピン、ベトナムなど9カ国。会場には大きな笹が準備され、参加者は短冊に習い覚えた日本語や横書きの母国語で願いを書いてつるした。参加者は記念写真を撮ったりして楽しんでいた。
青少年健全育成呼び掛け 各強調月間合わせ 大町市内の団体 街頭で

 青少年の健全育成に取り組む大町市内の各団体は5日、各強調月間に合わせた街頭啓発活動を市内の商業施設やJR信濃大町駅前で実施した。青少年の非行防止や有害な社会環境排除、薬物乱用防止などを呼び掛けた。
 「青少年の非行・被害防止全国強調月間」「社会を明るくする運動強調月間」「青少年に有害な社会環境排除県民運動強化月間」「暴走族追放強化月間」「薬物乱用防止運動強調月間」に合わせた啓発。
 啓発に参加した牛越徹市長は「青少年の健全育成を進め、安心で住みやすい大町市の実現を」と参加者に協力を呼び掛けた。
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