2024年7月9日(火)付

自転車疾走 景色や食満喫 北ア山麓グランフォンド 地元ボランティアおもてなし

 自転車の山岳ライドイベント「北アルプス山麓グランフォンド2024」(実行委員会主催、関誠実行委員長)が7日、大北地域を中心に開かれた。食べ物や水分を補給できる休憩所「エイド」では、ボランティアらが地元の食でもてなし。全国から770人がエントリーし、景色や食を満喫しながら、ロングライドを楽しんだ。
 参加者は160`か75`のコースで地域を巡った。今年は、エイドでさまざまなグルメが楽しめる「グルメフォンド」を拡充し、各地に設置されたエイドでは、地元飲食店がクレープやジェラートなどを提供した。
持続可能な宿泊施設考える 白馬イノベーションチーム 本年度勉強会開講

 白馬村内の宿泊事業者などでつくる「白馬村宿泊イノベーションチーム」は7日、宿泊施設の「白馬モデル」を考える本年度第1回の勉強会を白馬五竜エスカルプラザで開いた。「事業継承」を軸に、環境配慮や経営方法などさまざまな観点から持続可能な宿泊施設のあり方を考え、だれもが幸せに暮らすことのできる地域の未来に向けて学びを深めた。
 初回は、持続可能な社会の実現を目指す「サステラコミュニティ」を運営し、SNSなどで情報発信するRYUさんが「地球にやさしい洗剤選び〜見えない油と世界の危機〜」と題して講演。宿泊事業でも必ず使われる「洗剤」を題材に、自然の保全や環境に配慮した経営や生活などについて学習した。
地域の力で犯罪や非行防止 白馬・小谷 社会を明るく推進大会

 小谷村役場多目的ホールで4日、第74回「社会を明るくする運動」白馬・小谷地区推進大会が開かれた。「犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域の力」を副題に、大町市出身の落語家・信濃家中蔵さんの講演会などを実施。白馬・小谷両村の行政職員や関係者ら約100人が出席し、安全安心な地域社会に向け理解を深めた。
 講演会では信濃家さんが小ばなしと古典落語を披露。「(講演依頼が来て)社会的意義のある大会で落語なんかやって良いのかと思ったが、一瞬でやろうと決めた」などと話し、笑いを誘った。
求人票就職活動に活用をハローワーク大町大町職業安定協会 解禁にあわせ 池工に届ける

 7月からの高校生に向けた求人情報解禁にあわせ、ハローワーク大町(大町職業安定所)と大町職業安定協会は1日、池田町の池田工業高校に求人票を届けた。生徒の就職活動に活用してもらうことで、卒業生が地域で希望する職種に就職することにつなげる。
 ハローワーク大町の上原孝一所長と大町職業安定協会の岡本健志事務局長が訪問。各事業所の職種や待遇、福利厚生などが詳しく記された求人情報を武居正憲校長に手渡した。
にぎわいへ準備着々 松川 ふるさと祭り 8月3日

 松川村の夏の風物詩「第42回松川ふるさと祭り」実行委員会(実行委員長=吉田寛人区長会長、名誉実行委員長=須沢和彦村長)の第2回会合が5日夜、村役場で開かれ、8月の本番に向けた準備の進捗が報告された。模擬店には数年ぶりに全17行政区が出店。ものまねタレントを招いたゲストパフォーマンスや金魚すくい大会など催され、踊りの輪を中心ににぎやかなイベントになりそうだ。
 模擬店の出店は、17行政区と、商工会青年部や女性部、保育園保護者会役員・OB有志、村内飲食店など36軒が並ぶ。県内外からかき氷、バーガー、ラーメンなどキッチンカー8台も出店予定だ。
大町岳陽 サヨナラ勝ち/中信連合 粘るも力尽きる 高校野球選手権長野大会

 第106回全国高校野球選手権長野大会は7日、継続試合1試合を含む1回戦9試合と、2回戦4試合を行った。大北勢では大町岳陽が2回戦進出を決めた。池工・明科・穂高商・豊科で構成する中信連合は敗れた。大町岳陽の2回戦は、10日午前11時半からしんきん諏訪湖スタジアムで駒ケ根工業と対戦する。(市民タイムス高校野球取材班)(写真は大町岳陽延長11回1死満塁で藤巻がスクイズを決める)
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