2024年8月8日(木)付

生徒と住民が「かき氷店」 大町中コミュニティ・スクール イベントサークル 11日「山の日」 国営公園で

 大町市の大町中学校コミュニティ・スクールは本年度、生徒や地域の有志による「イベントサークル」を新たに立ち上げた。初企画として、「山の日」の11日、国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で「かき氷店」を出店する。広く来場を呼び掛けている。
 今年の商品は「あんみつ風かき氷」。寒天やフルーツ、かのこ豆を盛り付けたかき氷に、地元産の素材で作ったソースをかけて味わう。イチゴやブルーベリーは地元農園の協力で、メンバーが丁寧に摘み取り、おいしく仕上げた。「これからどんどん楽しいことを企画したい。まずは初イベントの成功を」と意気込んでいる。
防火・防災意識育む 北部署消防フェス 白馬・小谷の小学生が体験

 白馬村と小谷村を管轄する北アルプス広域北部消防署(白馬村北城森上)は6日、第33回少年少女消防フェスティバルを同署で開いた。両村の小学4〜6年生が参加し、消火や救助、救命など消防の仕事体験を通じて防火・防災への意識を深めた。
 ホースを使った放水や煙が充満した部屋の体験、ハーネスを装着しロープをつたい救助に向かう体験、心肺蘇生を中心とした救命、地震体験車、119番通報体験など、消防隊員や救助隊員、救命救急士の仕事を実際に体験した。
金色の演者 情熱の舞踏 白馬 大駱駝艦が「祈りの夏」

 俳優・舞踏家・演出家の麿赤兒(まろあかじ)さん(81)率いる舞踏集団「大駱駝艦(だいらくだかん)」の白馬村野外公演「祈りの夏」が3日夜、白馬ジャンプ競技場前駐車場で上演された。全身を金色に染め上げた演者が麿さんの世界観を身体全体を使い表現し、厳かかつ情熱的な舞踏に、観衆は深く見入っていた。
 今年は9カ国から27人が合宿生として参加しており、公演を前に村内で舞踏合宿が行われた。
ラオスと松川 交流継続を ふるさと祭り 公使参事官が公式訪問

 松川村で3日に行われた「第42回ふるさと祭り」に、村内産米や日本酒の交易や交流が続いている東南アジアのラオス人民民主共和国の大使館から、ダリラック・ケオバンディット公使参事官が村の招待を受けて訪問した。開会式では、「2025年にはラオスと日本の外交70周年を迎える。今後とも伝統的な友好・協力関係の発展に村の支援を期待する」とあいさつし、須沢和彦新村長になっても変わらぬ交流の継続意欲を示した。
 松川村は初訪問というダリラック公使は村の第一印象について、「自然の美しさ、農業が盛ん、観光が発展しており、ラオスと似ている。村の人にも誠実さ、優しさを感じる」と述べた。
園児と保護者 土触れ合う JA大北 池田でジャガイモ掘り

 JA大北池田地区青壮年部相半花見支部は7月28日、町内の園児と保護者を招き、ジャガイモ掘りを花見のほ場で行った。暑さにも負けず、土と触れ合いながら収穫の楽しさを味わった。
 子どもたちはスコップや素手で、大小さまざまなジャガイモを次々と掘り出した。差し入れのトマトを丸かじりし、のどを潤した。袋いっぱいのジャガイモと夏野菜をお土産に持ち帰った。
コウノトリ 幸せ♂^ぶ 大北各地 飛来確認 大町では3羽

 「幸せを運ぶ」と言われる国の特別天然記念物コウノトリの飛来が、大北地域の各地で確認されている。7日午後4時ごろは、大町市常盤の山麓道路沿いの水田で羽を休めて餌を食べる3羽のコウノトリの姿が見られ、知らせを聞きつけた近隣住民や鳥類ファンが集まりカメラを構えていた。
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