2024年9月8日(日)付

マルシェ≠ナ広がる交流の輪 大町文化公園 WSや出店 多彩に

 大町市の大町文化公園・芝生広場を会場に7日、「つながるマルシェ」(ぼくらの市民活動プロジェクト実行委員会主催、市、市社会福祉協議会共催)が開催された。大北地域のさまざまな団体や中学生らが、日頃の活動をワークショップ(WS)や物品・飲食販売で紹介。イベントを楽しみながら人と人がつながり、いきいきとした元気な地域になることを願った。
 今年はクイズ形式のスタンプラリーを初めて実施した。来場者は各団体のブースを回ってクイズに答えながらスタンプを集め、それぞれの団体が取り組む活動への興味や関心を高めていた。
ビールやフード 楽しみにぎわう 松川でクラフトビアフェスティバル 県内外から32店 音楽ライブも

 松川村中央公園・リンリンパークで7日、「クラフトビアフェスティバル」が開かれた。昨年に続き2回目の開催で、今年は出店数が増え、クラフトビールやフードなど県内外から32店が並んだ。会場では音楽ライブなども行われ、地域内外から訪れ人たちでにぎわった。
 会場では、クラフトビールを提供する約10店を中心に、軽食やデザートを販売する店舗も並び、訪れた人が好みの品物を買い求めたり、音楽を楽しんだりしていた。
小谷のマイスター 農村生活語る 県内の女性農業者が「つどい」

 県内各地域の農業振興や活性化、課題解決などに積極的に取り組む女性農業者「農村生活マイスター」が一堂に会する「つどい」が4日、小谷村の白馬アルプスホテルで開かれた。研修会では先輩マイスターとの交流として、2008年度にマイスターに認定された同村中土瑞穂の相澤つたゑさん(91)がこれまでの活動や小谷村の生活と保存食について話した。
 相澤さんは、ヤマソやゼンマイ、ウド、コゴミなど山菜を塩漬けにして保存していることや、農作業の様子、村の郷土食「こしょう漬け」のつくり方、冬の大変さなどを紹介。「小谷は雪深いところだけど良いところ」と伝えた。最後には「今日は大勢のマイスターの皆さんと会えてうれしい」と笑顔を見せた。
プロに学ぶ手作りハンドパペット 松川 飯田のNPOが出張講座

 NPO法人いいだ人形劇センター(飯田市)は4日、ワークショップ「ハンドパペットをつくろう」(松川村図書館共催)を同村すずの音ホールで開いた。村内外から10人が参加し、人形美術家の吉澤亜由美さんらを講師に、ふんわり柔らかい人形作りを楽しんだ。
 アニメや絵本のキャラクター、愛犬などを各自モチーフに、イメージを膨らませながら制作した。顔のパーツや髪の毛用に、毛糸や刺しゅう糸、ボタン、フェルト生地などを縫ったり貼ったりして自由に創作。こつを教わりながら、ワンポイントの小物を付けるなど、それぞれが工夫をしながら作業に没頭した。
飛行機なぜ飛ぶ?興味津々 大町エネ博 発明クラブで模型作り

 大町市平の大町エネルギー博物館(上原達宏館長)で活動する、大町少年少女発明クラブは9月の活動として基礎工作「模型飛行機の製作」に取り組んでいる。専門指導員の山下邦彦さんと伊藤敏明さんの指導で模型飛行機を自作しながら、なぜ空を飛ぶことができるのか飛行の原理を理解し、航空に関する興味を高めている。
 最初に竹とんぼやスカイスクリューなどを使った飛行実験を行った。「飛行機は空気の力を利用して飛んでいる」と、飛べる理由の最も重要な要素について説明した。
 原理を理解したところで、模型キットを使って飛行機作りに挑戦した。
子どもの防犯ポスター&タぶ 大北地域 力作219点 大町署で審査会

 大北地域の小学4年生から6年生までが描いた防犯ポスターの審査会が5日、大町署で行われた。本年度は219点の作品が寄せられ、品澤存署長や署員、造形作家の武田光弘さん、大町少年警察ボランティア協会の小山勉会長らが厳正に審査。各学年から最優秀作3点を選んだ。
 色彩豊かで目を引く作品、審査員をうならせるセンスあるキャッチコピーなど、子どもたちの力作がずらり。振込詐欺や投資詐欺など、詐欺防止をテーマにした作品が多く並んだ。審査員は子どもたちの作品を一点一点丁寧に見て回りながら、真剣な表情で選考にあたっていた。
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