2024年10月6日(日)付

節目に飛躍のまちづくり誓う 大町市制施行70周年記念 関係者集い式典と演奏会

 大町市は5日、市制施行70周年記念式典と記念演奏会を市文化会館で開催した。市民や来賓など関係者約600人が参加して節目を祝い、歴史文化を築き上げてきた先人の偉業に感謝し、さらなる飛躍のまちづくりを誓い合った。
 牛越徹市長は「市民の熱意と努力により中核的な都市として発展してきた。市民一人一人が主役となり、生き生きと輝く、活力と魅力あふれるまちづくりの実現に向け市政運営に力を尽くすことが使命」とあいさつ。少子高齢化や人口減少などの課題克服への決意を語った。
 式典後は、県警察音楽隊による記念演奏会があった。息の合った実力派の演奏に大きな拍手が沸くなどして盛り上がった。
投票体験で選挙や政治に関心 村選管 白馬高3年生に主権者教育

 政治への参加意識を高め投票行動につなげてもらいたいと、白馬村選挙管理委員会は2日、選挙権年齢の18歳を迎える白馬高校3年生を対象に主権者教育講座を村役場で開いた。普通科と国際観光科の生徒合わせて30人が参加。衆議院解散総選挙の投票が今月27日に行われる見通しとなる中、生徒たちは講義や議場見学、模擬投票を通じ、選挙や政治に対する関心を高めた。
 模擬投票は信州大学生が制作した県知事選の政見放送を基に、選管の立ち合いで投票の一連の流れを体験した。
学習や活動 ステージで発表 池田 高瀬中 笑顔つなぐ「高瀬祭」

 池田町の高瀬中学校(原毅校長、生徒195人)は9月27日、「第48回高瀬祭」を開いた。「襷〜195の笑顔を繋げ〜」をスローガンに、学習や活動の成果を発表した。 学年ごとに、総合的な学習発表を行った。
 部活発表では、英語部がおとぎ話をモチーフにしたユニークな劇を動画で披露し、吹奏楽部が時代を超えた曲の数々を演奏した。
世界でひとつ花を交配 大町ちょうじや 「育種寺子屋」が終講

 大町市大町八日町の「塩の道ちょうじや」で今季、花の交配・育種にチャレンジし世界にひとつだけの花≠育てる「育種寺子屋」が開かれた。最終開講日だった9月28日には、見事に咲き誇ったペチュニアの尺鉢を持ち寄って発表会が開かれた。
 NHK番組「趣味の園芸」の講師などで活躍する育種園芸家の矢澤秀成さん=軽井沢町=が開く「育種寺子屋」を、市内の有志らでつくりポケットパークの整備や植栽を行う市民団体・フラワーポケット(小林鈴子代表)が誘致し初開講した。
 この日は色とりどりに咲いた花をひとりずつが発表した。受講の感想などを話した後、矢澤さんが一つ一つの花について講評した。
地域総出の文化祭 盛大に 大町 美麻小中と地区 合同で

 大町市の美麻小中学校は9月27日と28日、「第37回 梨の木祭」を開いた。本年度は初の美麻地区文化祭との合同開催で、地域住民らも作品展示などを行った。出店もあり、地域総出でにぎやかな文化祭を盛大に開催した。
 梨の木祭(阿久津昭太自治会長)は、「RAINBOW 99 PEACE」をスローガンに、全校の児童生徒が活躍。27日には、これまで地区文化祭で発表していた総合的な学習「美麻市民科」の学習発表や、全校一丸で盛り上がる「梨の木広場」、有志によるステージ発表、28日には音楽発表会が開かれた。
アジア圏の誘客促進へツアー HVT 旅行社招き 視察と商談会

 白馬村と小谷村、大町市の訪日外国人旅行誘客を進める一般社団法人ハクババレーツーリズム(HVT)は、9月30日から10月3日まで、香港とシンガポール、タイの旅行会社を対象に、旅行を楽しんでもらいながら現地を視察するファムツアーを実施した。グリーンシーズンの誘客を見据えたツアーで、2日は白馬ノルウェービレッジで地元企業との商談会を開催した。
 ツアーは黒部ダムや青木湖、白馬岩岳マウンテンリゾート、栂池自然園など3市村の観光地を巡った他、新潟県糸魚川市でも実施。商談会は索道事業者や宿泊施設、アウトドア事業者など12社が参加した。
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