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2024年10月26日(土)付 |
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紅葉の下に寺美術館=@きょうから 霊松寺境内で日展工芸作家展
紅葉の名所として知られる大町市山田町の霊松寺の境内庫裏を会場に26日、日展工芸作家展「おおまち2024―木と土と・今を創る―」が始まる。歴史を重ねた清閑な寺美術館≠ノ、工芸と陶芸のバラエティーに富んだ地元作家5人の意欲作50点余りが並ぶ。11月4日まで。
出展する作家は、日展特別会員の橋貞夫さん、日展会友の海川盛利さん、相澤正樹さん、日展作家の千國由美さん、相澤まゆみさん。寺の雰囲気と作品がマッチするよう、展示にも工夫を凝らした。海川さんは「作品が主張しすぎることなく、静かな雰囲気でシンプルに楽しんでもらえると思う。北アルプス国際芸術祭、霊松寺の紅葉とともに、芸術の秋をより多くの人に楽しんでもらいたい」と話している。 |
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バス待合小屋明るく 大町市 美麻大塩 地区PTAらペンキ塗り
大町市美麻大塩のバス停「大黒前」にある待合小屋で22日、地域のPTAらがペンキ塗り作業を実施した。市民バスふれあい号のバス停で、美麻小中学校のスクールバスの停留所としても多くの児童生徒が乗降する場所をきれいにしようと、親子約20人が参加した。
学校の協力も仰ぎ、17日は美術部員が待合小屋を明るく彩る図案をデザインして下絵を描いた。前面には先輩たちが総合的な学習の一環でデザインした同校のゆるキャラ「麻野だいまる君」を、側面には「静の桜」や北アルプス、学年をつないで学び商品開発やPRに取り組む地域の特産品「花豆」などを描いた。
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中学生 村民に聞く災害体験 神城断層地震から10年 白馬中2年 防災学ぶ
白馬村南部を中心に大きな被害が発生した神城断層地震(2014年11月22日)から10年が経過することを受け、防災・減災のために何ができるのかを考えようと、白馬中学校2年生約70 人は25日、被災者や救助活動にあたった人らに話を聞いた。当時の状況や避難所の様子など経験を聞き、災害が起きた時の備えや心構え、中学生ができる防災・減災の行動に考えを深めた。
同校が本年度重点的に取り組んでいる防災学習の一環。村民や北アルプス広域北部消防署員、当時の村役場防災担当職員らの体験を聞いた他、災害時に役立つグッズの調査や、避難所で作れる料理を体験した。 |
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松川と台湾 中学生同士交流 友好都市訪問団85人来村
松川村の友好都市・台湾彰化県鹿港(ルーカン)鎮の訪問団85人が24日と25日、同村を訪れ中学生や住民と交流した。このうち鹿港国民中学校の生徒56人は25日、松川中学校を訪問し、中学生同士が国を超えて絆を深めた。
松川中では、台湾の生徒が授業や給食など日本の学校生活を体験した。総合的な学習の時間では和太鼓や浴衣体験などを通じ、学んできた日本の魅力を共有。食文化の班では、調理実習でおにぎりやみそ汁、ブルーベリーのジャムなどを味わい、松川の米や野菜のおいしさを伝えた。
到着した24日夜には、すずの音ホールで訪問団の歓迎セレモニーが開かれ、贈り物を交換した。 |
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55個人・団体力作ずらり 池田町 「みんなの文化祭」展示
第15回「池田町みんなの文化祭」の展示発表が27日まで、町交流センターかえでで開かれている。子どもから大人まで、55の個人・団体が、活動の成果を発表している。
手芸や絵画、書、生け花、プラモデルなどの力作約850点を一堂に展示。地域の美術愛好家らによる「北アルプスの里コネクト展」と連動した企画展や、町芸術文化協会の特別展「池田町の文学碑拓本展」も開かれている。 |
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ごみ拾い ゲームと観光で楽しく 11月4日 大町会場に「プットウォーク」
ごみを拾いながら観光を楽しむユニークなイベント「PUTWALK(プットウォーク)」が11月4日、大町市で開催される。市内の史跡や観光名所を巡って、集めたごみの量や通過したチェックポイントの数などを競い、ゲーム感覚で環境保護への理解を深める。
JR信濃大町駅前を発着点に大町山岳博物館や若一王子神社など6カ所をチェックポイントに設定。参加者をグループ分けし、2時間の制限時間内により多くポイントを獲得したチームに大町の特産品を贈る。名所にまつわるクイズや写真撮影の課題などゲーム性を高める工夫も魅力だ。参加者には市内のカフェなど協力店で独自のサービスが受けられる特典もある。(写真は千曲市で開催されたプットウォーク) |
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