2024年10月27日(日)付

ビタちく$Hべて能登支援 11月1日から おおまちカフェでフェア

 大町市は、カフェやパン・菓子店の人口当たりの軒数が全国平均を大幅に上回っていることに着目し、「ホッとひと息つけるまち」をテーマに「おおまちカフェ」事業を展開している。11月1日からはその一環で「信濃大町ビタミンちくわフェア」を開催。信州のソウルフード≠ニ言われる「ビタミンちくわ」が石川県で製造されていることから「黒部ダム建設当時から大町とつながりが深いビタミンちくわを、おいしく食べて能登の復興支援を後押ししよう」と呼び掛けている。
 フェアでは、『がんばろう能登』のシールがある商品を購入する「食べて復興支援」、ビタミンちくわを食べたメニューを投稿する「インスタグラムキャンペーン」、「協力飲食店によるオリジナルビタミンちくわメニュー」の3つに取り組む。期間は来年1月31日まで。
奥原希望さん 観光PR ふるさと大町で 扇沢駅で魅力伝える

 大町市出身のバドミントン選手でリオ五輪銅メダリストの奥原希望選手(29)=太陽ホールディングス=は26日、同市平扇沢の立山黒部アルペンルート扇沢駅で観光PRを行った。霊松寺ライトアップや北アルプス国際芸術祭などふるさと大町の魅力を伝え、観光客から応援の声を受けた。
 奥原さんは関電トンネル電気バスから下車した観光客にパンフレットを配り、また大町に訪れるよう呼び掛けた。観光客は奥原さんと記念写真に収まり、「おかえり」「かわいい」「がんばって」などと声をかけていた。
ポール℃gった歩き方学ぶ 松川 協力隊・大森圭悟さん企画 公園で体験会 効果や魅力知る

 日本ポールウォーキング協会認定BCインストラクターで松川村の地域おこし協力隊・大森圭悟さん(27)が企画し、講師を務める「ポールウォーキング体験会」が20日、リンリンパーク(松川中央公園)で開かれた。12人が参加し、秋に色づく公園で、ポールウォーキングの効果や魅力を体感した。
 参加者らは、ポールの使い方を学んでから、園内を歩いた。姿勢や目線、歩幅などに注意しながら、次第にリズムをつかみ、ポールの扱い方に慣れていった。
 大森さんは「ポールなしでも歩くのが最終目標。ぜひ続けて」と呼び掛けた。
地域の味 灰焼きおやき販売 八坂小中後期課程 芸術祭会場で「やさカフェ」

 大町市八坂小中学校の後期課程生徒が19日、北アルプス国際芸術祭の作品会場となっている八坂公民館に「やさカフェ」を出店した。自分たちが開発した特産品販売を行い、地域の魅力を広く発信した。
 生徒は地域課題の解決に向けた探究的な学びを行う総合的な学習「やさか人間塾」で、「売り出せ八坂の魅力の実」をテーマに、地域の魅力を発信する特産品開発に取り組んできた。イベントでの出店は9月に大町文化公園で開いた「つながるマルシェ」に続く2回目となった。
食とクラフト 大町にぎわい きょうまで 初の「あおぞらフェスタ」

 大町市のフレスポ大町駐車場で26日、初となる「山麓あおぞらフェスタ」が始まった。キッチンカーなどの飲食の出店やクラフト体験などのブースがにぎわっている。27日まで。
 会場にはクレープベビーカステラ、カレー、中華そばなど、市内外から参加したキッチンカーがずらりと並び、食を楽しむ来場者が舌鼓を打っていた。ハンドメイド雑貨の販売やクラフト体験のブースでは、訪れた人がワークショップで体験を楽しんだ。
紅葉の境内 野点もてなし 大町市茶道会が霊松寺で

 大町市茶道会(西澤富士子代表)は26日、市内大町山田町の功徳林大洞山「霊松寺」で野点席「天空の一椀」を開いた。北アルプス国際芸術祭のパートナーシップ事業として実施され、11月2日にも行われる。
 26日は霊松寺の境内に野点席が設けられ、同茶道会の表千家西澤社中、田口社中の約20人が和装で、高校生は制服で参加した。
 訪れた客は大町の水でたてた柔らかな抹茶と、地元菓子店のそばまんじゅうでもてなされた。荘厳な本堂、県宝である山門の趣と、色付き始めたドウダンツツジの紅色を楽しみながら一服を味わっていた。
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