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2024年10月30日(水)付 |
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中山間地の医療拠点 再出発 大町 移転の八坂診療所 完成式
大町市は29日、建物の老朽化に伴い八坂支所隣りに移転新築した、市国民健康保険・八坂診療所の完成式を現地で開いた。地区住民や診療所スタッフ、施工業者ら約20人が出席し、中山間地の医療を支える拠点施設の再出発を祝った。
診療所は大平地区の旧施設が建設から40年以上経過し、土砂災害警戒区域内にあったため、住民の利便性や建設コストなどを踏まえ、地区内の八坂支所敷地内に移転した。
新施設での診療は11月14日から月曜日の午前と火曜日の午後、木曜日の午前・午後の開業。診療科目は内科や神経内科、整形外科、小児科などで、送迎診療や訪問診療も継続する。
完成式では牛越徹市長や飯島所長らがテープカットし、出席者が施設を見学。建材に県産木材を使用した温かみがある室内を確認していた。 |
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自己ベスト目指し児童力走 大町東小 恒例のマラソン大会
大北地域の小中学校などはマラソン大会のシーズンを迎えている。24日は大町市の大町東小学校で恒例の大会が開かれた。児童たちはこれまで練習してきた成果を存分に発揮し、自己ベストを目指して力いっぱいの走りを見せた。
児童一人一人が自分のペースを考えながらゴールをめざして力走した。保護者らも大勢応援に駆け付け、懸命に走る子どもたちに「頑張れ!」「もう少し!」などと、熱い声援を送っていた。 |
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電気柵点検 有害鳥獣防げ 松川村 駆除対策協 地域と現状共有
松川村有害鳥獣駆除対策協議会(会長=須沢和彦村長)は29日から、村内5地区(鼠穴南部・北部、西山南部・北部、川西)で全面的な電気柵の点検を実施している。クマやシカなどの有害鳥獣の目撃や被害が増える中、面的に侵入を防ぐ電気柵の機能を維持するために、地域と現状を共有する。
29日は午前中に鼠穴南部、午後に北部で点検を実施した。事務局の村経済課職員や、普段地元で柵の管理をしている地区ごとの協議会などが参加。電気柵施工事業者のファーム信越=白馬村=の担当者がプロの視点から点検を行い、経年劣化や崩落で隙間が開いているところ、機器が劣化し電圧低下しているなどの問題点や課題を指摘した。 |
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保育園統合へ月一交流 会染・池田 いけそめday実施
池田町の認定こども園会染保育園が来年度、池田保育園に統合するのを受けて、両園は月1回、園児らが交流する「いけそめday(デイ)」を実施している。21日は「お弁当の日」と合わせて行われ、秋晴れの空の下、年少から年長児までが、クラフトパークで遊んだ。
会染保育園で合流した両園の年中・年長児たちは手をつなぎ、徒歩で現地を目指した。遊具や芝生の上で自由に遊び、虫捕りに夢中になるなどして、伸び伸びと駆け回った。 |
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津波被災の木材でバイオリン 白馬で11月2日コンサート 村民21人も復興祈り合唱
白馬村のウイング21で11月2日、東日本大震災の津波で生じた流木や倒壊家屋の木材から製作された「TSUNAMI(津波)バイオリン」のコンサートが開かれる。一流のバイオリニストが演奏する他、フィナーレでは震災の復興支援で制作された曲『花が咲く』を会場が一体となって合唱する。ステージには村民有志が出演し、本番に向けた練習が大詰めを迎えている。
白馬ウイング21芸術文化シリーズ実行委員会主催。東日本大震災から13年、神城断層地震から10年が経過したことを機に、災害の経験を次世代に引き継いでいくとともに、亡くなった人への冥福や復興への祈りを込め「いのちのコンサート」と銘打ち開催。津波バイオリン製作者の中澤宗幸さん、村内で演奏経験のあるバイオリニストの中澤きみ子さんらが出演する。 |
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おいしい焼き芋楽しみに 小谷村保育園 サツマイモ収穫体験
小谷村保育園の年長・年中児29人が25日、保育園近くにある畑でサツマイモを収穫した。畑を耕作する宮澤治男さん(81)の協力で実施している毎年恒例の行事で、園児たちは軍手をはめて一生懸命土を掘り、服や顔を土だらけにしながら立派なサツマイモを次々と掘り当てた。
宮澤さんに手伝ってもらいながらどんどんとサツマイモを収穫。焼き芋会で食べる予定で、園児たちはおいしい焼き芋を味わうのを楽しみに目を輝かせて夢中になっていた。 |
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