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2024年10月31日(木)付 |
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店舗開放 人集う場に 大町「 川上商店」の宮田裕子さん 居場所づくり「何かやろう会」
大町市常盤清水で「川上商店」を営む宮田裕子さんが今月、店舗の一部を開放した地域の居場所づくり「川上商店で何かやろう会」を立ち上げた。仕事柄、地域では顔が広いが、人と人とのつながりが希薄になっていることも実感。「昔のような近所づきあいを復活させるため、世間話をしながら気軽に集える場所をつくりたい」と考えた。初回は昔懐かしいレコードの音色を楽しむ活動を開き、多数が参加して交流を深めた。
県長寿社会開発センターや社会福祉協議会が運営する「まちの縁側」の取り組みを知り、店舗の一部を活動スペースとして開放することに決めた。川上商店には宮田さんの父が集めた手回しの古い蓄音機があり、近所にレコードを所有する人もいることから、初回の活動をレコード鑑賞会とした。 |
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白馬村観光局 先駆的DMOに 観光庁選定 村と連携 持続可能性探る
一般社団法人白馬村観光局(伊藤英喜代表理事)が、観光庁の先駆的DMO(観光地域づくり法人)に選定された。国内4法人目で県内では初。世界に誇る持続可能な観光地域づくりを担う「世界的なDMO」を目指し、観光庁から戦略的な伴走支援を受け事業を展開する。観光局と村が連携し、訪日外国人旅行誘客の強化やオーバーツーリズムの未然防止などの取り組みを進める。
村はこれまで国連世界観光機構の「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」に選出、観光庁の「日本版持続可能な観光ガイドラインロゴマーク」を取得している。観光局が今回、先駆的DMOに選ばれたことで、村と観光局が公的機関の「お墨付き」を受けた上で足並みをそろえて持続可能な観光地づくりを行っていく。 |
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練習の成果 筆に集中 白馬小中学生「席書大会」
渡される用紙は1枚のみ、筆を振るう揮き毫ごうは1回だけ。張り詰めた雰囲気の会場で、集まった子どもたちが用紙に向かい、日頃の練習の成果を筆に込める。保護者らが固か た唾ずをのんで見守る中、衣擦れの音だけが静かに響いた。
第40回白馬席書大会が26日、白馬村役場多目的ホールで開かれた。村内の小中生約30人が参加した。村公民館主催、村書道同好会共催、大糸タイムス社など後援。 |
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仮装で謎解き まち巡り 池田 スタジオハチドリ・森木さん企画 初の「まちなかハロウィーン」
池田町のまちなかで27日、初のハロウィーンイベント「謎解きスタンプラリーと仮装コンテスト」が開かれた。町内外から22人の子どもたちが保護者らとともに、思い思いの仮装で参加。休日のまちなかに、微笑ましい光景が広がった。
池田一丁目で、フォトスタジオ「studio 8dori(スタジオハチドリ)」を運営する森木香蛍さん(39)が企画。県道沿いに新しくできた店と老舗の製菓店に光を当てたいと、急きょ協力者を募った。町内の事業者や町の協力を得て、実現した。
5カ所の店や施設を巡り、各所に設置された「謎」を解くと、景品がもらえるというもの。子どもたちは、それぞれがお気に入りのキャラクターに仮装し、店頭で店の人と交流しながら、菓子をもらった。行き交う人たちに声をかけてもらったり、温かいまなざしを受けながら、まちなか散策を楽しんだ。 |
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火事の怖さ 疑似体験で知る 北ア南部消防署 松川の園児に防災教室
北アルプス広域南部消防署(降籏昭彦署長)は幼少期からの防火・防災意識の育成と向上を目的に、管内の保育園児を対象とした「園児防災教室」を開いている。22日は、松川村の松川北保育園と南保育園の年長児64人が法被を着て参加し、体験を通して火事の怖さや防災の大切さを学んだ。
火遊びの危険さを伝える紙芝居、「火事だー!」と叫ぶ大声コンテスト、煙が充満する空間を疑似体験する煙体験、重い防火服を身に着けて行う放水体験、消防車と救急車の乗車体験に、園児たちは張り切って参加した。 |
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県警大会へ柔・剣道選手激励 大町警察官友の会 治安守る署員 活躍願う
県警察柔道剣道大会を前に、地域で警察を支える「大町警察官友の会」(松沢貞一会長)の役員が28日、大町署を訪れ、出場選手を激励した。地域の治安を守るため修練に励む署員をたたえ、大会での活躍を願った。
遠山昌信副会長と中山久幸副会長、遠藤高弘事務局長が署内の道場で練習に臨む署員たちに、激励品の栄養ドリンクを手渡した。
大会は11月14日、長野市の長野運動公園で開催。県警本部と県内各警察署の代表チームが出場し、組織の規模ごと3部門で予選リーグと決勝トーナメントを戦う。試合は団体戦で、警察官が日頃の鍛錬の成果を競う。 |
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