|
|
2024年11月9日(土)付 |
|
|
青木湖畔に中東楽しむカフェ 松本しんきんファンド活用 カフェザブランチ開店
大町市平の青木湖畔に今月、カフェ「CAFE THE BRANCH(カフェザブランチ)」がオープンした。まちづくりを支援する「松本しんきんまちづくりファンド」などを活用し、中東の料理やオリジナルのコーヒーなどを提供する。同店を運営するAmour Fati合同会社代表のアルジャ・ダージャンさん(27)は「景色とおいしい料理を楽しんでほしい」と話している。
ダージャンさんはトルコ出身で、高校時代の登山をきっかけに日本に興味を持ち、高校卒業後に改めて来日。日本語学校や調理師学校在学などを経て、2021年から白馬村内で飲食店を営業していた。同店を今年閉店し、青木湖畔でのカフェオープンに向けて準備していた。
ファンドによる資金500万円や松本信金の通常融資、日本政策金融公庫などを活用してリノベーションなどを図った。自家製のパンなどを使ったプルドポークやフムスのサンドイッチやオリジナルブレンドのコーヒー、海外のクラフトビールなどを用意している。 |
|
|
|
|
白馬三山 三段紅葉に歓声 岩岳マウンテンリゾート 山頂テラス 行楽客多数
晩秋から初冬へ、県内各地で朝の冷え込みが厳しくなった8日、白馬村では北アルプスの稜線の雪と、山腹の紅葉、山麓の針葉樹の緑が織り成す「三段紅葉」が見られた。
白馬岳、杓子岳、白馬鑓ケ岳の白馬三山が、目の前に広がる白馬岩岳マウンテンリゾートの山頂テラス「白馬マウンテンハーバー」には、大パノラマの三段紅葉を楽しもうと多くの行楽客が訪れた。
白馬岩岳マウンテンリゾートによると、ことし白馬三山の三段紅葉がくっきりと見られたのは8日が初めて。グリーンシーズンは17日まで営業する。 |
|
|
地方政治から気候変動防止 パタゴニア白馬 講演と意見交換会
白馬村北城のアウトドアグッズ販売店「パタゴニア白馬」で6日、気候変動について考える講演会と意見交換会が開かれた。地域住民や店舗スタッフ、村議会議員ら約30人が参加し、地方政治から地球環境を守る方法を話し合った。
会合では国際環境NGO「350・org Japan(スリーフィフティオルグドットジャパン)」スタッフの飯塚里沙さんと、若者の政治参加に取り組む「ノーユース・ノージャパン」共同代表の足立あゆみさんが地球温暖化の現状や地方自治の仕組みなどについて講演。
参加者は自身が体験した気候変動の影響を「山上の雪渓で雪が少なくなり、登山ルートが限られている」「スキーができる期間が短くなっている」などと報告。それぞれが日常生活の中でできる対策を提案した。 |
|
|
|
|
地域の木材 活用を提案 もりとくら 松川にアンテナショップ
地域材を有効活用し、木のある暮らしを提案しようと、大北や安曇野地域などの林業・製材・木工関係者などでつくる団体「北アルプス森とつながる暮らし案内所」(通称「もりとくら」・嶋田ふみ代表)のアンテナショップが、松川村西原の工房兼ショップ「solnte ( ソルンテ)shimada―kagu」内にこのほどオープンした。記念イベントが2日、同所で開かれた。地域住民らが関係者らと交流しながら、地域材の魅力に触れ、関心を深めた。
イベントでは、地域材を使った加工体験やワークショップ、商品開発中の積み木で遊ぶコーナーなどが用意され、訪れた親子らが楽しんでいた。ジビエ汁の振る舞いも行われ、好評だった。 |
|
|
住民と一緒に布切り作業 高瀬中 ボランティア委員が協力
池田町高瀬中学校のボランティア委員会の生徒18人は10月30日、布切りボランティアの作業を行った。町社会福祉協議会のボランティアコーディネーターや布切りボランティアに参加する住民らと一緒に作業した。
社協で集めた綿素材の柔らかい布を使い、A5サイズの型紙に合わせて、はさみで切断していった。
コミュニティスクール活動の一環で、ボランティアの窪田美貴子さん、市川睦美さん、田中みどりさんが来校。切り方のこつなどを生徒に伝えながら、一緒に手を動かした。 |
|
|
|
|
山好き≠ェ移住体験ツアー 大町 ヤマケイ連携 地域見学会
大町市の鷹狩山などを会場に10月26日と27日、「信濃大町移住見学会2024」が開かれた。「山と渓谷社」(ヤマケイ)と連携した市の定住促進事業。移住を検討している山好きの人たち7組12人が参加し、鷹狩山トレッキングや空き家見学、交流会などで地域の暮らしへのイメージを膨らませた。
市の定住促進の取り組みで企画する移住希望者向けの移住体験ツアー。
ヤマケイ連携の同ツアーは人気が高く参加者が多いため、本年度は両日を含めて2回に分けて実施し、2つのツアーで合計15組25人が参加した。 |
|