2024年11月27日(水)付

芸術祭 市の発展へ活用を 大町市 延べ18万人来訪 市長が報告

 大町市の牛越徹市長は、26日に開会した市議会12月定例会開会あいさつで、自身が実行委員長を務め、今月4日に閉幕した第3回北アルプス国際芸術祭(実行委主催)を振り返った。46日間の会期中に延べ約18万人が訪れた実績を報告した上で「さまざまな視点から検証を進め、この貴重な体験をかけがえのない地域の財産として、将来の市の発展に結びつけたい」と述べた。
 来場者数は、作品を飾る全36サイトのうち、受付を設置した22サイトでカウントした速報値として報告した。
栂池にホテルコンドミニアム 白馬のリゾート・ジャパン/訪日客メイン 高原ホテル跡地に来冬開業

 小谷村の栂池高原ホテル跡地で、不動産売買のリゾート・ジャパン(白馬村)が来シーズンの冬にホテルコンドミニアムの開業を予定している。16室ほどで、訪日外国人客をメインターゲットに高価格帯で提供。スキー場利用者の増加や、周辺の飲食店やレンタルショップ、土産物店などへの波及効果も期待する。道路を挟んだ向かい側では別に既存ホテルを改装した宿泊施設を今冬に開業する。
 新ホテルは延べ床面積約1400平方bの3階建てを予定。キッチンが備え付けられているコンドミニアムで、夕食は提供せず朝食のみ提供するか、宿泊だけにして泊食分離を促す。1階には宿泊客や外来が利用できる飲食店を設ける。
農地利用 将来像を明確に 白馬村 「地域計画」策定へ懇談会

 農地利用の将来像を明確化する「地域計画」策定に向け、白馬村は20日、村内の認定農業者らを対象とした懇談会を村多目的研修集会施設で開いた。村と村農業委員会がまとめた計画案の説明と、10年後の農地の耕作者を示した「目標地図」について意見交換を実施。高齢化や人口減少に伴う耕作放棄地の増加など地域農業が抱える課題の解決や、農地の集約に向け話し合いを深めた。
ベスト目指し 全力疾走 池田 会染小で持久走記録会

 池田町の会染小学校(葭本直樹校長、児童204人)は22日、恒例の持久走記録会を開いた。自分自身の記録にチャレンジしながら、全力で走った。
 開会式で、児童代表らがめあてを発表した。「去年よりタイムを速くしたい」「絶対1位をとりたい」「完走して、お父さんお母さんにいいところを見せたい」など、それぞれが意欲を見せた。
 高学年から順番にスタートを切り、学年に応じて1・5〜2・9`のコースを走った。沿道では、多くの保護者らが声援を送った。子どもたちも、お互いに大きな声援を送り合った。
住民講師に琴や食体験 松川中1年生 ふれあい教室

 松川村の松川中学校の1年生81人は20日、総合的な学習の時間に、地域と触れ合い、地域を知る「ふれあい教室」を村内の4施設で開いた。村の「先生」たちを講師に、住民と交流しながら、物作りや食体験などを楽しんだ。
 そば打ちや茶道、障がい者スポーツなど、10の講座が用意された。生徒が各施設に出向き、希望した講座を受講した。
 琴の講座では、「琴アンサンブル櫻」の指導者らが講師となり、座り方や弾き方、楽譜の読み方などを一から指南。「さん・さん・さくら」を最後まで演奏した。
育てた米 かまどで炊飯 大町市 八坂小中5年生が収穫祭

 大町市の八坂小中学校前期課程の5年生が15日、同校で収穫祭を開いた。総合的な学習の一環で自ら米作りに携わり、収穫した米をおにぎりにして味わい、豊作に感謝した。
 米は保護者の指導を受けながら、昔ながらのかまどを使って火を起こし、まきをくべながらご飯を炊く体験から始めた。日頃は炊飯器で手軽に炊けるご飯だが、昔は多くの手間がかかっていたことを体感した。
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