2025年２月13日付

2025年２月13日(木)付

雪の上自由にクロカン　大町南小４年生学校周辺で　体育スキー授業「楽しい」

　大町市の大町南小学校で10日、４年生が体育の授業でスキーのクロスカントリーを体験した。児童たちはクロカンスキー用の靴と板を装着し、グランドや起伏に富んだ校舎周辺の雪上を走ったり滑ったりしながら、大町の雪と自然を存分に楽しんだ。
　４年生は昨年もクロカンスキーを体験していることから、今年は用具を履いた後すぐに、校庭や校舎周辺の雪上散策に繰り出した。平らな場所で歩いたりスケーティングしたり、斜面を滑り降りたりしながら、クロカンスキーの魅力を存分に堪能していた。

「あんこう祭り」糸魚川観光も　３月８日から実行委が大町でＰＲ

　新潟県糸魚川市で来月８日から３週連続で行われる「第24回糸魚川荒波あんこう祭り」を前に12日、祭りの実行委員会（市や市観光協会、商工会議所など）メンバーらが大町市の大糸タイムス社を訪問しイベントをＰＲした。
　今年のあんこう祭りは、例年の時期よりも遅い３月に開催。８日は糸魚川会場（ヒスイ王国館・糸魚川駅自由通路）、15日は青海会場（親不知ピアパーク）、22・23日は能生会場（マリンドリーム能生）で開催する。　いずれの会場も午前10時から１食５００円であんこう汁を販売（数量限定）し、あんこうつるし切り実演を見ることができる。

村のワラビで定食メニュー　小谷中３年生開発17日から道の駅で提供

　小谷村で収穫できる山菜のワラビについて学んでいる小谷中学校の３年生が、ワラビを使ったメニュー開発に取り組んだ。昔から食べられている地元食材の魅力をどう発信できるか考え、県内外から観光客が訪れる「道の駅小谷」で使ってもらえないかと考案。道の駅の協力でメニュー化が実現し、施設内の飲食店「鬼の厨」で17日から21日（19日は休館日）まで「日替わりかまど定食」として提供される。
　ワラビ班の５人で活用とメニュー開発を進め、ワラビを使ったおこわと、小谷野豚を使った肉巻き、ナムル、山菜汁などを考案。道の駅で試食会もあり「おいしい」とその味を確かめた。

キマグレンら14組過去最多　白馬岩岳ヤッホーフェス５月出演者発表

　白馬村の白馬岩岳マウンテンリゾートを会場に開催される音楽ライブイベント「ＨＡＫＵＢＡヤッホー！ＦＥＳＴＩＶＡＬ２０２５」（実行委員会主催、５月24・25日）の出演アーティストが発表された。過去最多となる14組が出演し、スキマスイッチ、キマグレンなどこれまでのフェスにも出演しているアーティストに加えて、初出場組も多数参加することになった。
　チケットは通常価格で１日１万５００円、２日間通し２万円。イベント公式ホームページ、白馬岩岳マウンテンリゾートベースセンター内売店などで販売している。

〝ボドゲ会〟で世代超え交流　池田の池田正夫さん安曇野市で魅力発信

　さまざまな人と交流しながら、〝本当の自分〟を生きるための学びや気づきの場を提供する「ホントノジブンプロジェクト」代表の池田正夫さん（54）＝池田町会染滝沢＝は、ボードゲームを楽しむ「ボドゲ会」を安曇野市内で月２回土曜日に開いている。世代を超えて遊べるボドゲの魅力を発信している。
　ボードゲームは、もともと家族で楽しんでいた娯楽のひとつ。一昨年に移住してから、町内で開かれていたボドゲ会に参加していた。会がなくなったことから、引き継ぐつもりで新たな会を立ち上げた。
　会には、30代を中心に、10～50代の幅広い世代が参加する。手持ちの約50種類のゲームの中から20 種類ほどを用意し、参加者の要望に応じて選んだり、お薦めを紹介している。

異国体験キルギス料理作り　松川ちひろ公園協力隊・岩崎さんが企画

　松川村の安曇野ちひろ公園は７日、食体験イベント「キルギス料理を作ってみよう」を開いた。同園のスタッフで、ＪＩＣＡ海外協力隊として、中央アジアのキルギス共和国に滞在していた地域おこし協力隊の岩崎泰子さん（36）が企画し、講師を務めた。８人が参加し、異国の料理を通して、異文化への関心を深めた。
　お祝いの席で食べるボルソック（伝統的な揚げパン）と麺料理のラグマンを作った。揚げパンは、発酵させた生地を薄く伸ばし、一口サイズのひし形に切ったものをぷっくりと膨らむまで、たっぷりの油で香ばしく揚げた。
　それぞれ、現地語で表記した名前を胸に付けて参加した。「ふくらんだ！」「かわいい！」などと感嘆の声を上げながら、興味津々な様子で作業を楽しんでいた。

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